10
1
3
5
6
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
   

omonimo & homonymous

妻は出産時にちょっと呻いて,唸ってましたが
(gemere 第一母音にアクセントがあります。)
女の子と男の子の i gemelli(双子)が無事
生まれました。男の子は Italo,女の子は Italia
という名前にしました。(この名前あるけど、今、この名を
付ける人は滅多にいないでしょう。
妻と私はSiamo molto contenti.
il contento(満足、内容)
Sono le pupille dei miei occhi
眼に入れても痛くない程大切で、成長が楽しみです。
早く歩くようになれ。
il cammino(歩み、暖炉)暖炉の場合は
il caminoでもあります。

赤ちゃんの可愛い唇、ナルチスの引き締まった口もと、
1つの唇は(上だけ、ありいは下唇だけ) il labbro 
両方で le labbra
可愛い1つの手は la mano 2つで le mani
1つの指 il dito 10本では le dita
10章でゴルトムントのカーボンを握った指がナルチスの姿を
描きます。
il braccio  le braccia 腕
i bracci は腕の形をしたもの。肘掛椅子の腕など。
腕については辞書を見てね!
il membro  le membra 四肢
i membri メンバーなど。
il cervello  i cervelli 脳
le cervella だと慣用句の中で。

赤ちゃんは泣くけど叫ばない。
l’urlo  gli urli 動物の遠吠え、唸り
        le urla 人間の怒声、叫び
il grido  i gridi  le grida
la grida 叫び、評判、主張。

lo stridio 金切り声

ヴェルディの「トロヴァトーレ」 Il Trovatoreの
パート2でアズチェーナが歌います。炎は燃え上がり、
「Stride la vampa」 
赤ちゃんのまつげ、片方で il ciglio 両方で
le ciglia    i cigli 縁 端
プッチーニの「蝶々夫人」、ある晴れた日にの中で
romba il suo saluto, vedi! E venuto
io non gli scendo incontro io no,
mi metto la sul ciglio del colle 
丘の麓で私は待つわ、イタリア人、こういうメロドラマが好きだね。
音楽も詩も確かに美しい。本当はある晴れた日ではないですけど、
もう有名だしね。そもそも水夫と芸者さんで結婚しないでしょ。

どうもしょうもない事ばかり書いて相済みません。

Omonimo Homonymous

l'omonimo gli omonimi
英語で homonym. 同音異語です。omonimoのお話を
簡単な所から行ってみます。というか簡単なものしか
頭に浮かびません。相済みません。

日本人が主食にしているお米、イタリア人もリゾットにして
召し上がります。
il riso 稲、米、御飯 i risi(複数)
笑い、微笑も il risoです。 le risata(複数)
複数は滅多に使いません。riso insalataは 
夏の食べ物ですね。 risoを食べながら笑っている、なんて。

il calcio  i calci 3つ程意味があります。
サッカー(蹴り)、ピストルの握り、カルシウム
サッカーするにはカルシウムも必要だ、なんてイタリア人の
洒落のパクリです。
la pesca  le pesche(桃の実)
il pesco  i peschi(桃の木)
漁、釣りも la pescaです。
桃を食べながら釣りをした、これもパクリです。あらら、
魚が知らぬ間に釣り針 l’amo  gli amiに
かかっていました。あんまり大きな魚なので彼女が僕に
ti amoなんて叫びました。結婚式にはこの魚と
risoを食べました。パクリでした。相済みません。

ここから私の創作です。新婚旅行に僕たちは出発しました、
(partire)parto parti parte 
partiamo partono
帰って来たら彼女は妊娠したみたい、出産はいつだろう?
il parto(出産)きっと彼女は可愛い子を産むよ。
(partorire) partorisce

もう少し続きます。

酒中の仙 李太白と王翰 そして成龍

「尖閣諸島は中国のものです。もし、ぼくがスーパーマンなら
あの島を引っ張って来ます」
島の位置が中国ではないから、わざわざ引っ張らなければ
ならない、というお茶らけでしょう。
「略奪したものはその国に返すべきだ」
国の名を明確に言っていない、これは高度な話術のぼかしの
テクニックに見えますけどね。

でも随分愛されてるのね、ジャッキー(^^)
ともあれ「少林寺木人拳」は私の金字塔です。

「酔拳1」 袁小田師匠と黄飛鴻が酒を酌み交わすシーンを
動画サイトで見る事が出きまして、
「酔八仙拳の秘密」、中国語で話しています。私は
ちんぷんかんぷんなのですが、字幕が出ます。
チューブに上げて下さった方に感謝致します。この場面で
師弟が唐の時代の酒の詩を吟じています。
私の好きなシーンです。

青蓮居士 せいれんこじ(李白の雅号です)の
将進酒
 さあ、飲もう、音楽も美味な食べ物もないけれど
 ただ酔うのみ、酔いが醒めないように。
 聖者賢者も何のその、ただ酒飲みだけが名を残す、
 陳王だって一万斗の酒を飲み尽くしたではないか。

月下独酌
 花の中で酒を酌もう、一人でやるのも何だから
 輝く月を迎えて、自分と影とで三人で宴会だ
 私の歌で月が浮かれ、
 私の舞で影が揺れる
 酔いが廻れば天上気分

王翰(おうかん)の涼州詞
 葡萄の美酒 夜光の杯
 飲まんと欲すれば
 馬上より琵琶の音
 酔うて砂漠に臥せども
 君、笑うこと莫れ

ちょっといい加減です。漢詩と日本語訳をご覧になって
下さい。とまれ、李太白は李太白・・・いいですね。

お酒ついでに
 白玉の歯にしみとおる秋の夜の
  酒は静かに飲むべかりけり
       若山牧水(1885~1928)
 
 書斎よりやはらかき陽さす秋の野を
  ただぼんやりと眺めておれり
       中原中也(酒乱だったそうです、
            1907~1937)

蝶が一匹(一羽)、葡萄酒の杯の中に舞い落ちた
転落に身を任せる程の酔い
力なく羽ばたく、今、死んで行こうと
さあ、お前を引き上げよう

お前の姿に私の目は眩んだ
愛に満ちた杯の中の幸福に浸りこむ
もしもお前の手が私の宿命を結ばないなら
お前の魔法に酔って死のう 
        ヘルマン・ヘッセ
          訳;僭越ながらミルティリおばさん


追記
  蝶が一匹、で間違いではないですが、
  蝶が一羽、とも数えます。
  夏目漱石の「草枕」の真似をするようで
  気が引けて、一匹にしたのですが、
  やはり一羽の方がこの詩に似合ってますね。
  

聖フランチェスコとグッビオの狼

お腹が空いた! お母さんは狩りの仕方を教えてくれた。
仲間達から離れた僕は果物や兎を食べて暮らしていた。
でも人間がやって来て木を切り倒し、僕のものにまで
手を出した。僕の祖先も僕も兎を食べるように、人間や
彼等の動物に手を出さざるをえなかった。

騒がしいな!人間がやって来る!
木の陰に隠れよう。
2人だった。1人は遠くに離れていて、もう1人、
病んでいるように見える方が僕に近付いて来た。
「フランチェスコ、行くな!」と、遠くにいる方が声をかけた。
フランチェスコと言われた奴は胸の上で十字を切った。
彼は武器を持っていない。俺は脅してやった、ガルルルッ!
でも彼は動かない、俺が怖くないのかな? 
ガルルルッ! 足で地を蹴った。

彼は僕の前で十字を切った。
「おいで、私の兄弟、狼よ、私にも他の人間にも、神の名において
悪い事をしてはいけない。」
人間は俺に命令してはいけないんだぞ! 
でも他の奴らとちょっと違う、怖がってるが逃げない。
罠か? 悪さをするとも思えない。しっかし臭えな、この男の
衣服は。蚤も涌いていそうだ。それに何で頭に毛がないんだ!
「私はアッシジのフランチェスコだ、兄弟の狼よ、神の創造物を
神の許可なしにお前は殺してしまった。土地の者みんなを敵に
回している。でも私はお前と人間が平和であることを望んでいる。
悪いことをしてはいけない。」
「君達人間も動物だろう、人間が俺の縄張りにやって来たんだ。」

「君に約束するよ、君の生涯の平和と人間から君の生活を守る
ことを。誓いたまえ、狼君、もう悪さしないと。」
「治安を守ってくれるなら、もう人間も彼らの動物も殺しはしない。」
頭を垂れて誓った。彼は僕に右手を出した。その手に触れた。
何て柔らかい手なんだろう!
「和解するために私と町へ行こう。」
いやだけどな・・・  彼に附いて行った。

町に入るとみんなが俺を見て棒を振り上げた。
怖いな、こう数が多いと。

フランチェスコは何やら説教めいたことを、みんなに話して
町のみんなが僕に食べ物を与えてくれることを約束させていた。
でも俺、狼の矜持があるんだ、人間から施しを受けたくねえ、
と彼に言ったら、僕の住んでいる地まで送ってくれた。
約束は忘れないよ。

僕との出会いから数年後にフランチェスコは亡くなった。
そして聖フランチェスコになった。
時折考える、彼がいなかったら僕は人間の集団に殺されて
いただろうな、弱い人間の彼が、もし狼に生まれていたら、
僕達はもっと住みやすい生涯を送っただろうな。

   レオナルド・マッフィのお話から


10月4日、今日はイタリアの守護聖人、
聖フランチェスコの日です。




ナルチスとゴルトムント リディアとユーリエ

この間、「ジェイン・エア」と書いておいて
この小説を思い出しました。手許にはないですが。
リディアとゴルトムントは感性、心の傾き方が似てますね。
ジェインとゴルトムントも似た所があるなぁと、ふと、
思いました。キャラクターは全く違いますが。
ジェインは強い! でも感性、自然に対する心持ちが
2人ともよく似ていると思います。
作者のブロンテも確か彼女のお父さんは牧師でした。

ジェインの恋人のロチェスターもジェインの嫉妬心を
煽る場面がありました。
この辺の男性心理は、私は女性のせいか分かり難い。
でもブロンテも女性ですね。

大分前に昔の美人女優、ロロブリジッダが、
「知性的な男性は好きな女性を前にした時に、必ず、
10人中10人とも道化師ぶる」と確固とした自信を持って
述べていましたが、その辺に通じるのでしょう、けれど、
まあ、そういう状況になったことがないので、何とも
分かりません。私は日本でもイタリアでも
モテたためしがないのです。

あ、ムント君、お待たせしました。おばさんの話は
横にばかり逸れるから。

リディアとナルチスと母を思うムント君。
部屋のドアが突然開きました。ギョッと眼を見張るムント君、
白く長いお寝巻き姿のリディアが入って来ました。
「リディア、僕のコロンビーナ、白い花よ、何するの?」
「私の金の心、あなたの寝床がどんな風か見たかったの」
手足への愛撫に身を任せ、でもそれ以上は触れさせなかった。
そっと彼から離れて消えて行きました。扉がきしみ、
屋根も風にきしみます。まどろみの後に目覚め、彼の枕は
涙にぬれていた。

数日後、又来て同じことを繰り返す。
ユーリエが何か気付いているわ、お父様に知られる前に逃げて!
お父様はある時泥棒を縛り首にしたことがある。
あなたは死んではいけない」
「ぼくと逃げよう、」
「出来ないわ、私は森の中では寝られないわ」
彼は秘密の場所に触れた。
「小さなジプシーさん、これはあなたに禁じるわ。」
わざわざ寝所まで行ったならすっかり営みを遂行したらいいのに、
リディアちゃん、と年増のおばさんは思うのよ。
「私は不名誉な女の子で家と父の面目を失くしているのよ」

ゴルトムントは彼女の思い、望みを尊重していたのですが
時折、不満足と服従とに苦しみました。
その反動でかユーリエに時々言い寄るのでした。
ユーリエはリディアよりも疑いなく美人でした、と
品定めするなムント君、でも、まあ、平安貴族も女の品定めと
噂話が好きだったからね。

ユーリエはより美しく誘惑者だった。彼女にも気のあるムント君。
ユーリエの美しさを讃えながら、デッサンするのはリディアの姿、
眉、手と膝、描いた紙をそっと隠しておくゴルトムント。





プロフィール

Author:ミルティリおばさん
FC2ブログへようこそ!
イタリアに住むこと30と数年、
猫と2人暮らしのおばさんです。
翻訳フリーランサーです。
翻訳なさりたいテキストをお持ちの場合
メールにてお知らせください。
英語とドイツ語はネイティブ翻訳者との
コラボです。

2011年来、若かりし頃のジャッキー・チェンに夢中です!
お気が向いた時にいつでもいらして下さい。
お気付きの点があったらコメントして下さい。
あなたのお好きなことも自由に書き込んで下さいね!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

リンク

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR