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パパ・ボイティーワへ

聖木曜日と言われるのは最後の晩餐の日です。
ユダに裏切られ、ペテロにも裏切られたキリスト。
ユダは可哀想な役割だと思います。
キリストがいる限り、良い目では決して見られない。
今日は聖金曜日でキリスト受難の日、磔になり
亡くなられました。聖土曜日が眠りの日、
日曜日に復活します。明後日の日曜日が復活祭、
パスクアです。

パスクアが近づくと町では店頭、スーパーに
コロンバ、オべッタ(パスクアのお菓子)が並びまして
お菓子のラベルにキティちゃんを見かけました。
昔、ポケモンやセーラームーンだったこともありました。

復活祭の様子はイタリアでブログを書いている方達の
お写真などを御覧下さい。
面倒だから全部、人に丸投げしている、のではなく、
なおこさん始め皆さんのお写真、とてもきれいです。

ローマ法王が替わったばかりで、新しい法王は
パパ・フランチェスコ。彼はイタリア系アルゼンチン人で
評判がとても良いです。質実な方でバチカンの贅沢な車を
使わず、地下鉄にお乗りになるそうです。

先代のヨハネ・パウロ2世(この方も人気がありました)
カルロ・ヴォイティーワが亡くなった時の詩を紹介します。

Il vento che voltando
 Il vento che voltando
 la pagina del Vangelo
 sulla tua bara ove tu giaci
 immobile e silenzioso
 mio caro Karol.
 Dormi e riposa anima bianca.
 Dormi e riposa mio dolce angelo.

 Nell’osculità dalla notte 
    non vedo niente
 ma tua stella brillante sul suo 
    pigolare.
 Afferro le tue parole Karol
 ”Ti benedico mio caro 
  per l’ultima volta.”

 La stella scompare 
 non udii più la tua debole voce.
 Sei andato dove?
 Là sopra dove vive il tuo Dio.
 Quel Dio che ci permette 
 di conoscere e amare.
                 Lidia Rossi
                 リディア・ロッシ

リディア・ロッシさんは85歳で亡くなられました。
生前、英語の教師をしていた方です。
「ナルチスとゴルトムント」に登場するリディアと同じ名前ですね。
ゴルトムントのリディアはLydiaです。
ガブリエル・フォレの歌曲にもLydiaというのがあります。
ギリシャ旋法、はたまた地域の名前から取ったものでしょうか。
小アジア(現代のトルコ)の一地域の名です。
イタリア人の名前は太古から変わらない様に見えますが、
リディアは古風な名前です。

一頃人気があったのはマルコとマリアですが、最近は
女の子だと、ジューリア、サーラ、男の子は、やはり
フランチェスコ、ロレンツォなどです。

リディア先生はこの詩を英語でも書いていまして
次回は英語と日本語訳をお届けします。

 
           
 

詩を2つ

3月21日に春になりました。日本は3月1日から
既に春ですね。
春になる日はSan Benedetto(サン・
ベネデット) 聖べネディクトゥスの日。
 San Benedetto, rondini
  sotto il tetto
 (サン・ベネデット、ロンディニ
  ソット イル テット)

 聖べネデット、燕が軒下に巣を作る、と
 言われたりしています。

これから暫くカタカナ表記を致しますね。
イタリア語は、ほぼローマ字通りに読めばいいので
読み方は英語よりも簡単です。

聖ベネデットの諺には動詞がない、巣を作ると書いたのは
私が勝手に解釈したのです。
付け足さないと何かおかしいでしょう?

21日は「詩の日」 Il giorno della poesia
(イル ジョールノー デッラ ポエジーア)でもありました。
詩を2つ、ご紹介致しますね。
皆さんがご存じない詩です。

Ti bacio !
Questo come il bacio dato
alla sua bandiera
dal soldato senza gloria !

(ティ バーチョ!
クエスト コメ イル バーチョ ダート
アッラ スア バンディエーラ
ダル ソルダート センツァ グローリア!)
 
 貴女に口づけしよう!
 これは貴女が掲げた旗への
 栄光のない
 兵士の口づけだ!
            マリオ

  失恋の詩ですな。

Ti ricorderai di questo ragazzaccio,
Diceva Schopenhauer,
Si piange, si muore,
Ma io dico,
Si ama .....
In questo meriggio assolato,
all'ombra di pioppi,
turbinati dal vento,
mi parve tutta la natura
più una libertà sconfinata e
assoluta.....!
        
          A Fernanda da Mario
          2つの詩をマリオからフェルナンダへ

 
   これ、カタカナで書くの、面倒です。
   ローマ字通りに読んでみて下さい。

 やんちゃ坊主を貴女は
 思い出すだろう、
 ショーペンハウアーは語った、
 嘆きは死だ、と
 だが私は言う、
 愛することは・・・・・

 陽の輝く午後、
 風にたなびくポプラの木陰で、
 自然界はより解放され
 無限で完全に思われる・・・・・!
          マリオ
        
当年90歳になるおばあちゃんが、若い頃に
恋人から贈られた詩です。
振ってしまったのね、おばあちゃん、
話を聞いていると恋多き女性だったようです。
16の年から40年間、医療機関(ピアッツァ・ヨーロッパの
USL)で秘書をしていたそうです。

ragazzaccio(ラガッツァッチョ)というのが
訳し難い、やんちゃ坊主とちょっとニュアンスが
違うのですが、自分のことを、こんな男の子だけど、
と言っているわけです。

上記の2番目の詩への訳し足しです。
In questo meriggio (pomeriggio)
と現在を詠いながら、彼は後半で mi parve
と遠過去を使っている。
ですので、

陽の輝く午後、
風にたなびくポプラ(複数です)の木陰で
自然は解放され
限りなく完全であると思われたのに。

の方が意味が通ります、と思います。
声に出してお読みになって下さい。
響きがとてもきれいです。

次回はジョヴァンニ・パオロ教皇に捧げた
英語の先生の詩をご紹介致しますね。



プロフィール

Author:ミルティリおばさん
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イタリアに住むこと30と数年、
猫と2人暮らしのおばさんです。
翻訳フリーランサーです。
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英語とドイツ語はネイティブ翻訳者との
コラボです。

2011年来、若かりし頃のジャッキー・チェンに夢中です!
お気が向いた時にいつでもいらして下さい。
お気付きの点があったらコメントして下さい。
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