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Passio secundum Matthaeum マタイ受難曲

「マタイ受難曲」はバッハだけの専売ではないのでして、
バッハ以前に多くの作曲家が作っています。

マタイ受難曲を構成する聖句はマタイによる福音書26章と27章です。
しかし聖句だけではなく、そこに伝道師が現れて解説したり、一般市民が嘆いたり、
マルティン・ルター訳による詩が盛り込まれています。

キリストが自らの運命を予言し、その予言通りに、
十字架に架けられて息を引き取るまでのあらすじ、音楽です。
ペテロやユダも、ピラト(ローマ帝国第5代ユダヤ属州総督)も登場します。

第1部と第2部に分かれており、第1部はキリストが捕らえられるまで、
第2部は刑死した後に、彼のお墓が封印されるまでを、
聖句、レチタティーボ・アッコンパニャート(伴奏つき叙唱)、アリア、
コラール(合唱)で描いた音楽です。

聖句は区切られ、その度にアリアやコラールで省察が行われます。
聖句を歌うのは福音師(伝道師、エバンジェリスト)、
キリスト、ペテロ、ピラト、コラールなどです。
合唱曲で始まり、最後もまた、合唱で終わります。

実際、聖金曜日(キリストが磔になった日)の音楽なのですが、
明日は復活祭(Pasqua)ということで、

全曲リンクいたします。

Bach - St. Matthew Passion BWV 244 (Karl Richter, 1971) - 1/22
 長いです。区切ってお聴きください。
 長いですが、名曲です。

明後日(Pasquetta, Lunedì degli Angeli)までに、
小間切れにいたします。

冒頭の合唱、
「共に嘆こう、子羊のような彼を見よ、
愛と慈しみゆえに十字架の上に
みずから私達の罪を背負ったあの姿を!

ここでエヴァンジェリスタとキリストが対話をします。
エヴァンジェリスタというのは、福音者、あるいは伝道師と言われる
(キリストが語った言葉を伝え広める人で)
ここではマタイです。

BWV 244_2-8 Da Jesus diese Rede vollendet hatte (By W. Furtwängler)
 アントン・デルモタ(テノール)が福音者で、
 キリストはディートリヒ・フィッシャー・ディースカウ(バリトン)です。

キリストは弟子たちに言った。
「2日後は過ぎ越しの祭りです、人の子は
十字架に磔られるために引き渡される」
1人の女が高価な香油を携えて、キリストの頭に注ぎかける。

「こんな無駄遣いをして」と合唱。
キリスト「彼女は私のために良いことをしたのだ、
この女のしたことも、後に語り継がれるでしょう」
            
これは出だしです。この後、ユダの登場、最後の晩餐、
ユダの裏切り、ペテロのエピソード、
裁判、刑死となりますが、

一挙に飛び越えて最後に近い49曲目、
Bach BWV 244-58 Aus Liebe will mein Heiland sterben
 愛のために私の救い主は死んで行く
 
フルートとソプラノ、
哀愁のある、哲学的な音楽です。
歌う側には至難のアリアです。



プロフィール

Author:ミルティリおばさん
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イタリアに住むこと30と数年、
猫と2人暮らしのおばさんです。
翻訳フリーランサーです。
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英語とドイツ語はネイティブ翻訳者との
コラボです。

2011年来、若かりし頃のジャッキー・チェンに夢中です!
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