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おばあちゃん子

エマヌエル・マクロンのことです。
マクロン大統領になり、イタリアはホッとしたような、
落胆したような。
マクロン当選が決まってから、歓喜の合唱(EUテーマ音楽)の後に、
何故かRAIでは、同じベートーヴェンの「悲愴」を流していました。
もしも、ルペンが当選していたらフランスはEU脱退、イタリアも
フランスを追う予定で、ユーロから元のリラに替わるはずでした。
これはこれで混乱を来しますけれどね。

マクロンは大層な文化人、とりわけ国際金融に関しての専門家で
「ファイナンス・モーツァルト」という異名を持っています。
これはちょっと頂けない。モーツァルトは名にし負う財政音痴でした。
しかし、その名を冠せられたのは金融に関しては、モーツァルトのように
天才的ということからでしょう。

マクロンになりイタリアとフランスは、あまり親密ではなくなるようです。
投票数からしますと、フランスはそれほど遠くない将来、Frexitに
なるのでは。

さて、マクロンのこと、彼はおばあちゃん子でした。
1977年、ピッカルディのアミアンスに生まれた彼は
ご両親が病院勤務医師をしており、お忙しかったので、
おばあちゃんに育てられた、
というか、良く見てもらったのですね。
嘗て教師をしていたおばあちゃんは孫のエマヌエルが
学校から帰って来ると、地理、歴史、文法等を教え込みました。
ずいぶんな教育ばあちゃんですね。
おばあちゃんの傍らで、いつもモリエールやラシーヌ、ドュアメルを
大きな声で読んだそうな。
彼女が好きなのはモーリャックとジオノであったそうです。

おばあちゃんのご両親は、つまりマクロンの曾祖父母ですね。
大お爺ちゃんは鉄道員でした。
2人は文盲(これは差別用語になるのですか)でした。
しかし、あの時代には読み書きできない人は多かった
のではないですか?
大爺ちゃんは全く読めないわけではない、
読むのに骨を折ったそうです。
大ばあちゃんの生きた頃は女性が虐げられていた時代でした。
それを見て育ったおばあちゃんは一念発起、
苦学して教師になったのでありました。
彼女は何よりも文学と哲学と偉大な文学者を重要視していた
のだそうです。

ムスリムの女性がヴェールを被って生活しているのを見たら
彼女はきっと、内面で葛藤し嘆いたでしょう。
反啓蒙思想は真の知識を得るのを妨げる、と。
知識にはいつも開放的でなければならない、と。

地上には愛がなければ善はない。
私はよく想い出す、彼女の声、顔、自由と厳しさ。
彼女の想い出を。

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Author:ミルティリおばさん
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猫と2人暮らしのおばさんです。
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2011年来、若かりし頃のジャッキー・チェンに夢中です!
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