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少林寺木人拳その4

「俺の獅子の拳に敵う奴はおらん」と意気揚々と
登場した法愚、その法愚の型から友人(一龍の父)を
殺したと見破ったウェン。
「そうだ、俺だ、だからどうした?」と開き直る法愚。
開き直るというか、ジャッキー映画の敵達は自分の罪状を
隠そうとしない。正直というのか厚かましいというのか。

「何故殺したんだ?!」ここで初めて口をきく一龍。
驚く人々、初めて見た時に私も驚いて飲んでいたお茶を
噴きそうになりましたよ。
「お、お前は口がきけるのか?」と法愚。
「そうだ、今までわざときけないふりをしていた、父の仇を討つまでは
口をきかないと誓ったんだ。」
「お、お、お前は・・・」戸惑う法愚。
戸惑う法愚は一龍の攻撃に応じず、一龍の動きを一つずつ
止めている。法愚の獅子の拳を受けた一龍は睨むように
法愚を見る、これはジャッキーの表情の中で屈指の表情です。
(私が選んだ中で)
獅子の拳で法愚は一龍を脅しただけでしょう。
法愚は一龍の攻撃をやめさせようとしているだけで、自ら攻撃を
加えない。
法愚が一龍に初めて教えた型を取ると、はっとして一龍も同じ型を
取る。私もはっと致しました。ここは圧巻です。
大向こうから「よっ、御両人!」と声を掛けたくなる見せ所です。
私も鏡の前でこの型を取ってみたのですがサマになりませんな。
やはり小さな頃から鍛錬して来た人達は違う。
モーツァルトやベートーヴェンも勿論、筋が良いけれど、
幼少の頃からお父つぁん達に鍛えられなければ、
(ベートーヴェンは非人間的な鍛えられ方をしましたが)
彼等たりえなかったでしょう。

この決闘は一つずつ意味が込められていて、それが分かるから
面白いです。ここは尼僧さんの蛇八歩、酔いどれ和尚さんの鉄の橋、
ここは漬物石の成果という風に。師匠の前では漬物石は
功を奏しませんでしたね。
眼(急所)を狙う真似をしたのは、前館長の眼を法愚が結果的に
潰してしまったということからでしょう。
ジャッキーの身体の柔軟さ、動きのすばらしさは言うまでもない。
創り出した獅子の拳をファイト中に弟子に会得され、それによって
決定打を打たれた師匠、法愚。
洞窟で男と男の約束をした時と同じように跪いて師匠に願う一龍。
「たとえ一日でもあなたは師匠です。父のことは忘れますから
少林寺に戻って罪の償いをして下さい。」
ここは圧巻その2、泣けます。
「それは出きん」と法愚、それはそうでしょう。
「俺はこのままがいいんだ」立ち上がって涙にくれる弟子の頭を
撫でる、このシーンを初めて見た時に唐突に
「ヴェニスに死す」Morte a Veneziaで
アッシェンバッハがタジオ少年との別れの挨拶として、
想像の中で頭を撫でる場面が頭をよぎりました。

ヴィスコンティ監督はタジオ役の子(15歳)が背が高過ぎると
しぶったのですが、やはりこの子は美しいということで起用しました。
トーマス・マン、アッシェンバッハ(マーラー)の心象に映った
タジオは確かに美しいのでしょうが、シェーンベルグとのかみ合いと
背後に流れるマーラーの交響曲第5番第2楽章アダージェットが
なければ私には延々と続くこの映画の2時間はきつい。
(ゴメンネ、ファンの方、ごめんなさい、故淀川長冶さん、
でもあなたの映画解説は天下一品でした)
その時以来、ジャッキーとタジオの髪型が重なってしまうのです。

すみません、話がいつも逸れてしまいます、親から一つの話だけを
最後までするようにと言われて育ったのですが。

大詰、弟子への情を見せながら倒そうと目論んで、攻撃を加えた上に
後ろ向きに抱きかかえるようにして、その喉元に手刀を向けます。
で、一龍が避けるのですが、ここは私には、
目論んだふりをして一龍を抱え、彼を左手で引っ張って避けさせ
自らの手刀で自死をした、と見れば見る程そう思えるのです。
物理的に一龍が自ら避けたのならその勢いで法愚の左腕は外れたはずなのに
抱きかかえたままの状態で息を引き取ってしまいます。

事故か自死かで投票が割れますが、私は自死に一票です。

もう少し続きます。又、今度ね。




No title

人の着眼点を聞くと、面白味も増します。
木人拳は、通の間では最高傑作の呼び声も高い傑出度です。

この間、「拳銃は美しい道具」って賛同していただいたので、今回はちょっとこれを。これは、実銃じゃなくてそれをモデルにした玩具銃です。
「サンディ・ストレイヤーとジョン・ボイト」と言うドラマみたいにカッコいい名前の二人が組んで立ち上げた「ストレイヤー&ボイト社」の作品。
スプラッシュのグリップが、なんともイカすのです。

http://www2t.biglobe.ne.jp/~ohige/tsuhan/western/sv_auto/svi_tiki_hicap_splash_sl_hw_gb.htm

Re: No title


この所、ごたごたしておりまして
昨日は教会の合唱団のコンサートにて
歌いました。イタリア対スペインの
サッカー試合がある日に、同じ時刻に
わざわざ音楽会をしなくてもいいのに。
何と愛国心のない人達でしょう。

ワインカラーの銃は女性にも
持てそうですね。
銃の構造をもっと勉強しないとなりません。
こういう事を覚えるのは好きなんですよ。
所で、銃の歴史を読みまして、やはり
中国が最初に創り始めたんですね。
8~9世紀の唐の時代に飛発と言われ、
宋時代には銃で戦ったということですが、
中国は、しかしすごい国ですね。
ドレミは使いませんが
西洋に先駆けること1000年前、
音階を発見したのは中国です。
私が見た限り全てのものは先ず
中国からです。
これから銃の構造を読んでみます。

No title

今、沖縄にいます。
かつては日本に来るのも外国のような気分だったのですが、
今ではもうすぐ帰る場所という意識で見ています。 
沖縄は台湾よりも古い中国という感じがします。
路地には平屋が結構あって。

中国は紙、火薬、羅針盤の三大発明がヨーロッパより早かったのですよね。
私も、銃の構造を知ってからこの精密で強い機械が大好きになりました。回転式、自動式どちらもカッコいいです。

Re: No title

沖縄とは良い所にいらっしゃるのですね!
私は行ったことがないのです。
食べ物が美味しいのでしょうね。
大変長寿の地域だということで
こちらで沖縄県をTV紹介したことがありました。
飛行機でいらしたのですか? って何という
質問を。
北京空港内だけに立ち寄ったことがあります。
墨をお土産に買いました。

Secre

プロフィール

Author:ミルティリおばさん
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イタリアに住むこと30と数年、
猫と2人暮らしのおばさんです。
翻訳フリーランサーです。
翻訳なさりたいテキストをお持ちの場合
メールにてお知らせください。
英語とドイツ語はネイティブ翻訳者との
コラボです。

2011年来、若かりし頃のジャッキー・チェンに夢中です!
お気が向いた時にいつでもいらして下さい。
お気付きの点があったらコメントして下さい。
あなたのお好きなことも自由に書き込んで下さいね!

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