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マエストロ・エルコラー二

ベッラさんがソプラノ歌手のアントニエッタ・ステッラを
アップして下さいまして「Attila」 ステッラのアッティラを聴いたのは
初めてです。
美人ですねぇ、今85歳、ローマにお住まいです。金髪にしています。
感心しますのは、ステッラでもレナータ・スコットでも、又
ソフィア・ローレンでも、(ステッラはもともと美しい方ですが)
大した美しさを持ち合わせていなかった。スコットは ”ジャガイモ
おばさん”なんていうあだ名をもらっていました。しかし彼女達は年齢と
共に美しさと華やかさ、豪華さを得て、ローレンなど今当に”Signora!”
という言葉が相応しいです。

カラスもテバルディも声が枯れてから日本にやって来ました。
(これはこれで問題ありなのですが)
彼女達の、あの雰囲気は何と形容していいのか分からない程に
圧倒されました。
今の歌手には求められないものです。

カラスやステッラの時代のテノール歌手、エルコラー二と
出会いましたのは今から30年前のことです。
既に60代半ばにさしかかり、髪は豊かな白髪でしたが、
元気いっぱいにまだ歌っていました。
2002年の夏に亡くなられまして、
今でも時折思い出します、あの茶目っ気としたたかさ、
機知と逞しさと聡明さ、人生の深みから滲み出て来る優しさ。

脇役としては第一線で、カラヤンからいつもお呼びが掛かったそうです。
「ばらの騎士」は銀座のヤマハで何度か観ました。
見ている時にはエルコラー二が出演していると知りませんで、
後になって本人から聞いて「あら、まあ」 なんて。
シュヴァルツコップは舞台から降りるとまるで別人、
大きなカゴを持って買い物する姿は、さながらどこかの家の
お手伝いさんのようだったそうです。
舞台に一度上がると、見事な元帥夫人、伯爵夫人でした。
といった裏話を聞くのが楽しみでした。

しかし裏話はあまりしたくないです。音楽マーケットの世界では
頭角を現す人というのは音楽以外の才覚もある人達なので。
勿論実力のある人も多いですが。

エルコラー二先生は、小さな頃にお母さんを結核で失い、祖父母に
育てられたのだそうです。
お父さんは左官屋さんで、仕事中に、吸っていた煙草をポケットに入れて
その火の煙に巻かれて亡くなってしまったのだそうです。
大変な最期でした。
でもその後、ご自分は良いご家庭を持って5人のお子さんに
恵まれたのでした。

先生は30歳まで小学校の先生をしていて、音楽コンクールで優勝し、
歌劇場デビューとなりました。
アルフレード・クラウスと後年まで親しかったです。
料理の腕も大したもの、と書いていると暇(いとま)がありません。

今頃、神様の傍でジュゼッペ・ディ・ステファノと一緒にトトカルチョを
しているのでしょう、か。

ベッラさんの「ベッラ・カンタービレ」ブログに行かれますと、
オペラ、歌曲、ピアノ曲をを沢山お聴きになれます。
政治、時事問題についてベッラさんを蘭月さんが褒めてらっしゃるように
音楽に於いても洗練された感覚をお持ちです。
Secre

プロフィール

Author:ミルティリおばさん
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イタリアに住むこと30と数年、
猫と2人暮らしのおばさんです。
翻訳フリーランサーです。
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英語とドイツ語はネイティブ翻訳者との
コラボです。

2011年来、若かりし頃のジャッキー・チェンに夢中です!
お気が向いた時にいつでもいらして下さい。
お気付きの点があったらコメントして下さい。
あなたのお好きなことも自由に書き込んで下さいね!

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