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蝶々夫人

マダム・バタフライの話が出たついでに、
ある時、このオペラの解説で「待っている蝶々夫人の所へ
ピンカートンが帰って来たけれど、アメリカ人奥さんがいることを
知って、9月11日が起こった」と、説明していました。

Raiの解説者だろう、国民からも外人からも受信料取ってんだろう、
タコ! Raiで解説するならリブレットぐらい全部読めよ、と、
その時、内心思ったのでした。
終幕の最後のアリアで彼女自身が子供に歌っているではないですか、
「私が生きていたら、一生お前はおっ母さんを探すだろう、
だからおっ母さんは逝くよ、amore, amore mio!」と。

彼女は子供をピンカートン夫妻に託して自決、そして幕が下りる。

プッチーニは女主人公達を愛して、美しいメロディを惜しみなく
与えたということですが(甘く哀しい旋律ですね)
ヴェーベルンがイタリアに来た折に、プッチーニの「トスカ」を観劇した
そうです。1,2幕と我慢して観ていたけれど、
とうとう2幕が終わった時に3幕を見ずに歌劇場を
出て行ってしまったそうです。

スクリアビンが、やはりイタリアに来た時に、イタリア・オペラを
紹介しようと沢山のオペラを探しました。そこでドニゼッティに関しては、
「ドン・パスクアーレ」のみを持ってペテルブルグに戻ったそうです。
彼は「ランメルムーアのルチア」を毛嫌いしていました。
(これは分かります、でも私なら「愛の妙薬」も持って帰ったけれど)

イタリア・オペラは歌手のオペラです。歌手が違うとオペラが違ってしまう、
それと、ヴェルディが言うようにイタリア・オペラは人間劇です。
イタリア人の好きなsentimentale 感受性 感情が中心の人間劇です。
つまり、こちらの世界を描いた、此の世の巨匠達がイタリアのオペラ
作曲家達です。
その意味で蝶々夫人は美しいオペラと思いますし、

モーツァルトやドビュッシー、勿論バッハ、ベートーヴェンなど、
彼岸に通じる音楽家達とは比べられないでしょう。
それぞれに重要で、それぞれを必要とする時があるので。
Secre

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猫と2人暮らしのおばさんです。
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2011年来、若かりし頃のジャッキー・チェンに夢中です!
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