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Cantico delle Creature 神への讃歌

インドヨーロッパ語と言う仮想語があり、
ラテン語はそこから派生した言語です。
ジュリアス・シーザーは「ガリア戦記」を
文語のラテン語で認めました。
現在のラツィオ州の一地域の言葉で、
ローマ崩壊後も幅を利かせていた言葉です。
兎に角、ローマは手広く領地を持っていたので、
ラテン語は複雑、煩雑さを見せながら
発展して行きます。
イタリア語の源もラテン語で、
ラテン語を学んだらイタリア語も
理路整然と理解できた、というイタリア人も
います。
1960年代までミサはラテン語で挙げられて
いました。私は単純なので、
ラテン語は何となくカッコいい、という気がします。
ラテン文語 (il latino scritto, classico)は
公式文書作成のために残り、(イタリアのみに於いて)
ラテン口語 (il latino parlato, volgare) に、
ロンゴバルダ語が取り入れられて、
古イタリア語になって行きます。

18、19世紀に生み出されたオペラの中の幾つかの
言葉も難しい、というか古語です。
エルコラー二先生はイタリアの若い子達にも
言葉の意味をよく教えていました。

口語ラテン語から古語イタリア語が生まれました。
当時は新語でしたのね。
その古語で書かれている最古の文書は
10世紀、判決文です。
その後に、
聖フランチェスコが、
Cantico delle Creature という讃歌を
書きました。
1224年のこと、
聖フランチェスコ(1181~1226)が亡くなる2年前のことです。
「神への讃歌」 文字通り訳すと
「被造物(生き物)の讃歌」です。

https://www.youtube.com/watch?v=zkRJnZf8Ex4

Altissimu, onnipotente, bon Signore,
tue so’ le laude, la gloria e l’honore et onne benedictione.
Ad te solo, Altissimo, se konfano,
et nullu homo ène dignu te mentovare.
Laudato sie, mi’ Signore, cum tucte le tue creature,
spetialmente messor lo frate sole,
lo qual è iorno, et allumini noi per lui.
Et ellu è bellu e radiante cum grande splendore:
de te, Altissimo, porta significatione.
Laudato si’, mi’ Signore, per sora luna e le stelle:
in celu l’ài formate clarite et pretiose et belle.
Laudato si’, mi’ Signore, per frate vento
et per aere et nubilo et sereno et onne tempo,
per lo quale a le tue creature dài sustentamento.
Laudato si’, mi’ Signore, per sor’aqua,
la quale è multo utile et humile et pretiosa et casta.
Laudato si’, mi’ Signore, per frate focu,
per lo quale ennallumini la nocte:
ed ello è bello et iocundo et robustoso et forte.
Laudato si’, mi’ Signore, per sora nostra matre terra,
la quale ne sustenta et governa,
et produce diversi fructi con coloriti flori et herba.
Laudato si’, mi’ Signore, per quelli ke perdonano per lo tuo amore
et sostengo infirmitate et tribulatione.
Beati quelli ke ‘l sosterrano in pace,
ka da te, Altissimo, sirano incoronati.
Laudato si’, mi’ Signore, per sora nostra morte corporale,
da la quale nullu homo vivente pò skappare:
guai a·cquelli ke morrano ne le peccata mortali;
beati quelli ke trovarà ne le tue sanctissime voluntati,
ka la morte secunda no ‘l farrà male.
Laudate e benedicete mi’ Signore et rengratiate
e serviateli cum grande humilitate.

大雑把に偉そうな注釈をしますと、
K → 現在のCです。
Altissimu, nullu と語尾がUなのは、
Volgare Umbro ウンブリアの方言、お国言葉です。
それだけ la lingua popolare 民衆の言葉になっていたのですね。

il popolo 民衆、国民  das Volk
Volks Wagen はイタリアでも問題になっています。

上無し創造主、称賛と栄光と名誉と千、万年の寿は
きみ、わが善き主のみに捧ぐ、
きみの名を呼ぶに相応しき者あらず
きみに創られし万(よろず)のものと共に
我が主よ讃えられてあれ
きみ耀かす同胞(はらから)なる日輪、
そは妙し まばゆく光りてきみの御姿のごと
いと高き神よ
讃えられてあれ
同胞なる風 き(大気) 天つ空
曇りみ晴れみ有りとし有る天気(てけ)のため
天気より授かる生きとし生けるものの糧のため
きみよ、讃えられてあれ
よに利発なる やむごとなし さやの水  
瑞(みづ)なるわれらがいも(姉妹)のため
きみよ、讃えられてあれ
夜半(よわ)を照らす陽気堅固なる強き(こわき)うるはし火
きみよ、讃えられてあれ 
我らをまもり 我らに糧を与え給う
彩りの花と果実生す(なす)
母なる いも(姉妹)なる大地(おほつち)のため
きみよ、讃えられてあれ
きみの名の情けによりてゆるしを知る
病 苦しみに耐えらるる人のため
寿ぎあれかし かの人は冠を賜る
我が主よ 讃えられてあれ
大き罪により死から逃るるものはなし
罪を作りつつ死すものは哀れなり
主の望みを見つき重んじる人々に
寿ぎあれかし
死は悪しきものにてあらざらん
我が主を讃え寿げよ
大いにつつみ(慎み)喜び仕えよ

原詩をお好きに訳してみてくださいね。

パパ・フランチェスコがキューバとアメリカ合衆国を
訪問した際に、ローマ市長も時を同じくしてアメリカに行き、
「パパに招かれて来た」と、ぬけぬけと。
これは市長のウソで、ウソがお好きなようです。
パパの方では「招かなかった」と、
笑いを買ってしまいました。

聖フランチェスコはイタリアの守護聖人です。

神話が好きな(ローマ神話ね)、
マルテが先祖だと思っている(思いたい)
体裁屋で形式を重んじる、
家柄と
学歴にひとかたならぬこだわりがある、
(大学授業料はただと言ってもいいほどです。
ただ、大学に子供を通わせている間は、
納税額が多くなります。
1960年以降、大学進学者が増えました。
「学士や博士ばかり増えて、電気屋さんや配管工の
成り手がいない」とぼやく声も。)
そして何よりお金が大好きなイタリア人の、
聖フランチェスコはイタリアの良心です。

聖フランチェスコは兄弟の太陽を大変
愛していたようですね。
生命の糧ですから。
il sole 男性名詞で、ドイツでも太陽は男です。
天照大神が女神であるのと対照的ですね。
そんなところから、日本の女性は力があったのかなぁ、と。

おぅ、間違えてしまいましたった。
ドイツでは太陽は女性でした。
die Sonne










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