06
1
2
4
5
6
8
9
11
12
13
14
15
16
18
19
20
23
24
25
26
27
28
29
30
   

アルプスの少女ハイジ

学歴という、ある方々には重要で、
抱きしめていたいものがあります。

私が、それを重要視しないのは、
何たら音大卒で、うんたらくんたら首席で
どなたに師事して、という事柄を抱きしめて来た人達の
大切な宝物が、イタリアの伝統の壁の前に
壊れ去ってしまった、ことを少なからず知っているからです。

厳しい外国の音楽事情の中で歌い抜くことが出来た人は
私が知っている限り、林康子さん1人です。
彼女とて言わずもがな、「蝶々夫人」ありきの歌手で、
「蝶々夫人」なくしてはレパートリーは少ないものでした。
しかし、アディーナ(愛の妙薬)、アイーダ、リュー(トゥランドット)、
椿姫、バロック・オペラ、宗教曲、と日本人としては
多彩に活躍した人ではあります。

「蝶々夫人」なしで長い間歌ったのは、伊原直子さん、
河原洋子さん(字が違っていたら申し訳ないです)
ドイツで歌っていた方達です。
故大橋国一さん、もうお1人、新聞記者から歌手になられた方で
お名前を忘れてしまった、バス歌手です。
外国で歌っていた方達ですね。

ときに故アルフレード・クラウスも新聞記者から歌手になった人です。

この他にも外国で歌っている方達はいらっしゃると思います。
詳しくないのでお名前を書き連ねられません。

林康子さんは、「Grande Voce」と、イタリア人に言われていました。
「偉大な声」。 彼女の声は艶やかで歌手の中でも群を抜いて
美しかったです。日本人離れした声で、幕が進むに連れて
みずみずしさが増す歌声でした。

歌手にもセリエA B Cがあって、日本人でセリエA に行った方は
いません。
セリエAになりますと、脇役でもエルコラー二のように、
1晩で、日本では考えられない法外な報酬を得るわけです。
歌手に何故この給料を税金から? だからイタリアの国庫は
いつも赤字なのだと、親切に心配して差し上げたこともありました。
まぁ、1晩1億円の報酬であっても、その半分と少しは
国に返す仕組みなのではありますが。

昔、東敦子さんが「日本ではもっとオペラに助成するべきだ、
国がもっと支払うべきだ」と、仰ったことがありますが、
それはないよ、東さん、だったらオペラの前に文楽やお能に
助成するべきでしょう、と思ったものでした。

マリア・カラスがイタリア人歌手に大変慕われているわけは
彼女はストライキまでして歌手の給料値上げに一役買った
人だからです。カラスを悪く言うことは歌手には決してできない。
してはならないことでしょう。
カリスマ性というのは巷間の人々によって作られるものです。

しかし私は歌手の中でカラスの録音をより多く聴きました。
エルコラー二が言うには「声を持たない人の方が歌手としての
完成度が高い」、と。

学歴、ということから話が逸れました。

大分前にブログに書いたかと思います。
数学者の故森毅さんが「大学というのは1冊の本を買って
読むようなものだ」、と。
森毅さんは数学者として活躍していた社会人だったから、
学歴をそれほど重要視しなかった、
抱きしめるほど大切なものではなく、本を1冊買うに等しいもの
だった、のでしょうね。
これは理想の姿ですし、反対に卒業後に幾年経ても、
あまり活躍出来ない方は学歴を後生の宝物になさるのでしょうね。
「学歴重視の社会だから」 という社会を作りたいのでしょうね。

どの学校を出ていようと構わないのですが、しかし、
裕福だから外国に行きました。行ったはいいけれど、
日本が恋しくて恋しくて、毎晩長距離通話をするような、
ホームシックに罹ってしまいました。
神経が太くできているおばさんには理解出来ませんが、
ホームシックというのは純然とした病気です。
フランクフルトの邸宅で暮らすハイジがアルプスの山々を
忘れられず、夜な夜な夢遊病者となってアルプスを懐かしがった。
ハイジには何よりもアルプスの生活が必要でした。

必要なら必要なものが揃っている所で暮らせば良い。
町や外国に(どういう心算か)ヒョコヒョコ出歩かずに、
ホームシックに罹る前に帰って、市井の1人として
そっと暮らせばよろしいのに。
外国も、その市井の中ではあるわけですが。

5000万円の資金問題で辞職なさった猪瀬元都知事、
同じ5000万円をバラまいて外遊する現都知事と、
どちらが東京都のためになっていることやら。

彼を支援していた方達は今、責任を感じませんのかね。
これも憲法改正のためですか。
まぁ、政治は結果だから、バラまき血税5000万円の成果を
待っていますよ。
しっかし滅茶苦茶な都知事だね。

又、寄り道してしまいました。
待っててね、ナルチスとゴルトムントとFlügel さん。

https://www.youtube.com/watch?v=HmA-JlgK3VA

http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12146504962.html
 三橋貴明さんのブログです。

https://www.facebook.com/sourikantei/photos/a.314382198661546.56598.314327765333656/750844438348651/?type=3&theater
 救助犬のゴン太君ですって、ワンちゃんで気を引こう、
 ということもないでしょうけれど、可愛いね。




おじゃまします

私はコンサートに行くよりうちでcdを聞いている方が好きです。
オペラもたまに見に行きます。でも好きではないです。
ヘフリガーが好きで、エルンスト・ヘフリガーが好きでよく聞きます。バッハは毎日聞いていても飽きません。ディスカウなんかはどうしてバッハを歌うんでしょうね?フィッシャ―ディスカウはまだいい方です。オペラの歌手がどうしてバッハを歌うのか、あれは冒涜です。過激なコメント、失礼しました。

Re: 今日は

ディースカウはオペラティックなバッハなのですよね。
かと言ってドン・ジョヴァンニやリゴレットは、
あまり頂けない。

シューベルトの美しき水車小屋の乙女、冬の旅が
本分で、飾らない抒情性は神歌と言ってもいいです。

ペーター・シュライヤーのマタイ受難曲は
お好きではないですか?

ヘフリガーはテッパ―、エンゲンやシュタ―ダ―の時代の、
オペラやオラトリオを兼ねた歌手ですね。

現在、オペラ歌手がバッハを歌う場合には、
音楽的な共感よりも他の理由からでしょう。
イタリアでは、
私のマエストロだったエルコラー二の時代の
人達は教会では歌わなかった。
宗教曲は歌いませんでした。

バッハと例えばヴェルディを比べるのは
難しい。全く違う畑というか土俵でしょう。
大根と里芋でしょう、どちらが良い悪いではない。

リゴレットの女心の歌、オペラをまだよく知らない頃は、
斬新でしたよ。今はもう、けっこうコケコッコー
という感じで。
あの曲は公演初日までヴェルディが隠していて
不意打ちでビックリさせようと、1晩で書いたそうですが、
さもありなん。

あれこれ書いていると長くなります。
近日中に記事でupしますね。
Secre

プロフィール

Author:ミルティリおばさん
FC2ブログへようこそ!
イタリアに住むこと30と数年、
猫と2人暮らしのおばさんです。
翻訳フリーランサーです。
翻訳なさりたいテキストをお持ちの場合
メールにてお知らせください。
英語とドイツ語はネイティブ翻訳者との
コラボです。

2011年来、若かりし頃のジャッキー・チェンに夢中です!
お気が向いた時にいつでもいらして下さい。
お気付きの点があったらコメントして下さい。
あなたのお好きなことも自由に書き込んで下さいね!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

リンク

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR