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Die Fledermaus 蝙蝠

ヨハン・シュトラウスのオペレッタ「こうもり」
Die Fledermaus(独) Il Pipistrello(伊)

ヨハンはヨーゼフ・シュトラウス(ラデツキー・マーチ)の
息子です。

「カルメン」の戯曲を書いたアレヴィとメイヤックが、
「夜食」の台本を書き、それをハフナーとジュネの2人が
ドイツ語のオペレッタ用にしました。

Il Martedì grasso(直訳しますと脂肪の、脂肪を摂る火曜日)、
カーニバルの最後の日、それまでの禁食から解き放たれて
肥沃なもの、油っこいものを頂く日、
その日に演奏されたオペレッタですが、
次第に大晦日のオペレッタになりました。

講釈が長いわね。既にご存知の方達もおいででしょう。

また能書き。
「こうもり」というのはファルケ博士に付けられたあだ名です。
何故つけられたのかというと昔、仮装舞踏会の帰り道に
蝙蝠の姿になったファルケ博士は酔っぱらって道端で寝入ってしまいました。
友人のアイゼンシュタインは、彼をそのまま置き去りにし、以後、
博士は「こうもり」と茶化されて呼ばれるようになってしまいました。
「アイゼンシュタインめ、1000年の恨み覚えておくがいい!」
1000年とは言っていないですが、いつか仕返しを!
と考えていたのでした。

序曲は時々お耳にしますでしょ。
https://www.youtube.com/watch?v=H2lrKuZKV-Q
 指揮を執っているのはインド人ズビン・メータ、
 演奏する曲を即興でアレンジできる(ホロビッツもそうですが)
 希有な指揮者です。

動画では1部を除いて、聴きどころが細切れになっていません。
全曲をリンクいたしますので、
お聴きになってみてください。
楽しい音楽です。
大晦日と限定せずに、いつでもどうぞ。
私は「第九」を年間通して聴いております。

https://www.youtube.com/watch?v=VL24dNrUA3s

https://www.youtube.com/watch?v=D1zJPaOfaUw

名門の出、アイゼンシュタインは官吏への侮辱罪から
1週間ほど刑に服さなければなりません。
第一幕の幕が開きますと、アイゼンシュタインの奥方、
ロザリンデの恋人アルフレードのセレナードが聞こえてきます。
そこに女中のアデーレが登場。
アデーレはロザリンデに舞踏会に行くことを願うのですが
却下。
アルフレードが登場して去ったのちにアイゼンシュタイン、
弁護士ブリント、ファルケ博士と次々に登場し、重唱を
繰り返した後に、夫のいない1週間を心配して歌います。
「ロザリンデの嘆き」

ロザリンデから外出許可をせしめたアデーレ、
獄舎へ行く前に舞踏会にとファルケから誘われた
アイゼンシュタインは悲しむふりをしながら
ダンスのステップを踏んだりしてしまいます。

すぐ後にやって来たアルフレードはアイゼンシュタインの
服を着こみ「酒の歌」など歌って陽気になっているところへ
獄長フランクがアイゼンシュタインを連行するために訪れますが、
この場合、アルフレードを夫だと言い張る他はなく、
アルフレードは、そのまま署に連行。

第一幕の終曲は華やかなワルツです。
アルフレードとフランクはシャンパンの瓶を抱えて
家を出ます。

第二幕 オルロフスキー公爵亭での舞踏会です。
華やかな序奏の後に「夜会は招く」と招待客の合唱です。
ロザリンデの衣装を無断借用したアデーレ、
次にフランスの大富豪、ということになっている
アイゼンシュタインが登場。
オルロフスキーが「客を招くのは私の道楽」と歌います。

アイゼンシュタインは「うちの女中にそっくりだ」、
アデーレは「侯爵さま、あなたのような方は」とからかって
笑いで返します。
「シュヴァリエ・ド・シャグラン様のおいで」と来訪を告げますと、
これが獄長フランクです。
ハンガリー貴族に扮したロザリンデも登場。
ロザリンデと知らぬアイゼンシュタインは
「この時計で17人の女を誘惑した」
と自慢げに懐中時計を見せて自分の奥さんを誘惑します。
そして彼女は素早く時計を奪います。

ロザリンデがハンガリーを偲んで歌う「チャールダーシュ」は
美しいアリアです。
続いてオルロフスキーの「シャンパンの歌」
Sieではなく duで呼び合おうと提案がなされて
バレーの場面になります。ここでは通常、
シュトラウスの別の曲(南国の薔薇、雷鳴と電光など)が使われます。
宴会はワルツで盛り上がるうちに、時計が6つ
鐘を打ちます。(この鐘は最初の序曲でも鳴りますね)
鐘を合図にアイゼンシュタインと獄長フランクはそそくさと立ち去ります。

第三幕 刑務所内
間奏曲(獄舎の動機)で始まります。
酔っ払った看守フロッシュと獄長フランクの愉快なやり取り、
アデーレとイーダ(姉妹)が登場して、
「田舎娘の格好で」と、フランクに本物の女優になるため
支援を頼みます。

フランクは入獄するつもりでやって来たアイゼンシュタインと
既に獄舎にいるロザリンデの愛人アルフレードを見て
驚いて混乱。
アイゼンシュタインは妻と愛人を懲らしめようとしますが
「侯爵さま、私の胸のときめきを数えてもらいましょう」
と時計を取り出して見せ、アイゼンシュタインは窮地に。

ファルケ博士が「仕返しにちょっといたずらしたんだ」と
昨夜の客人たちと共にやって来ます。
混乱ドタバタ劇は「すべてシャンパンの罪だ」と
シャンパンのせいにしつつもシャンパンを讃える合唱の
うちに幕を閉じます。


日本では今頃、除夜の鐘を聴いている頃ですね。
1年間お世話になりました。
有難うございました。
来年も(今年も)、
皆様にとって一層輝かしい年となりますように。
熊本、鳥取、糸魚川の方達に、より良い年となりますように。

https://www.youtube.com/watch?v=npLZNoRoH2M
アデーレのアリア 「侯爵様、あなたのような方」

https://www.youtube.com/watch?v=qwhIvKD0cjk
 同じくアデーレのアリア「私は田舎娘」
 グルベローバ版もありますが、ragazzinaといった風な
 この子の方が録音の性能が良いのっでしょう。
 声がよく聞こえます。

https://www.youtube.com/watch?v=ao8C2aZCkHw
 グルベローヴァ

https://www.youtube.com/watch?v=fHntGDq0IuY
 「チャールダッシュ」 ロザリンデのアリア






Bonne et Heureuse Année

お忙しいのかな、Je te attends sur le blog.

Bien cordialement cette année.

本年もよろしくお願いします。

Felice Anno Nuovo!

A.GIDEさんの佳いお年でありますように。
益々輝かしくご活躍ください。
Meilleurs vœux!
Secre

プロフィール

Author:ミルティリおばさん
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イタリアに住むこと30と数年、
猫と2人暮らしのおばさんです。
翻訳フリーランサーです。
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英語とドイツ語はネイティブ翻訳者との
コラボです。

2011年来、若かりし頃のジャッキー・チェンに夢中です!
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お気付きの点があったらコメントして下さい。
あなたのお好きなことも自由に書き込んで下さいね!

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