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運命

ベートーヴェンの交響曲第5番ハ短調は
パトス(熱情、激情、感情、理性の対比)と威厳、
神秘、壮美がドッキングした作品です。

シントラーの「斯くの如く運命が扉を叩く」という

ベートーヴェン交響曲第5番第1楽章
 冒頭の5小節ばかりが一般的には有名なのですが、

 「運命」 冒頭の聴き比べ
運命 聴き比べ

アントン・シントラ―(1795~1864)は彼自身が音楽家であり、
ベートーヴェンの身の回りの世話をしたり、
「ベートーヴェンの生涯」という伝記を記しましたが、
内容の多くを捏造 改竄したという、トンデモない
伝記制作者であったわけです。

「斯くの如く運命は扉を叩く」というのは
シントラ―が記した信憑性のあるベートーヴェンの言葉です。

ベートーヴェンの弟子のツェルニーによりますと、
この一節はウィーンの森を散歩していた時に聴いた
(微かに聴いたのでしょうね)ホオジロの囀りで
ホオジロの歌の中に彼は「神と悪魔の声」を聴いた
のだそうです。

1803年に「運命」のスケッチを始めて
1808年に初演でした。
細かいことを言いますと、「運命」と共に
第6(田園)、レオノーレ、ワルトシュタイン、ピアノ協奏曲第4番が
スケッチされています。

第1楽章の主題は運命からのノックで、
随所で運命が扉を叩いています。
「ヒェッ!」と思いながらもベートーヴェンは運命を写実しています。
難聴の悪化、身分違いの恋愛の破綻
(結婚に一方ならぬ憧れを抱いていましたのに)
封建制度というどうにもならない(化け物のような)壁、
彼は共和主義者でありナポレオンに肩入れもしていましたが、
帝位就任後に侵略戦争を広げオーストリアはナポレオン軍に
占領されていました。
歯ぎしりしたベートーヴェンは、
「残念至極!私が作曲技術を知っている位、
戦闘技術に精通していれば、奴を(ナポレオンを)負かしてやるのに!」

といった身に降りかかって来た運命ですね。
彼は強かった!
「運命に負かされるなどあり得ない、
運命の喉元を締め上げてやる!」

第2楽章では運命と対峙する人間の受け取り方を、
第3楽章では戦いを、間断なく突入する第4楽章では
勝利の凱旋を謳っています。

この曲がパリで演奏された時に、
ナポレオン軍の兵士たちが一斉に立ち上がり、
「この曲は皇帝陛下だ!皇帝万歳!」
と叫んだのだそうです。

https://www.youtube.com/watch?v=1lHOYvIhLxo
 レオナルド・バーンスタインとウィーンフィルハーモニーです。

こんばんは

第九漬けの年の瀬に運命を聞くのも乙なものですね。
アンセルメとカラヤンのを持っています。
カラヤンのベートーべンは剛毅で鋭利であり
バーンスタインのはベートーベンへの愛情を
たっぷりと感じます。
師走にどうもありがとう。

こんばんは!

第九もいいですが、英雄もいいですが
ベートーベンは運命で始まって運命に帰します。
私の場合ですけど。
でも春やエリーゼのためも好きです。
ベートーベンの恋愛の相手はいつも貴族でしたよね。
高貴な(精神的に)女性たちだったと思います。

ネコのベートーベンは元気ですか?
寒さに負けず頑張りましょう。

No title

封建主義と共和主義というのが書いてあるが
現代日本の封建システムに気付いている日本人が
何人いるのか。
人から権力金好きdnaを抜き取らない限り
果てしなく続く。
提灯持ちブロガーはヒエラルキー 封建制度を担っている
やはり金好きヤカラということか。

No title

12月16日には毎年ベートーベンについての
エントリーですね。
余程お好きなのですね。
正直に言うと私はオペラ嫌いのバロックファンです。
反感を恐れずに言うとクラッシク以降はポップスです。
貴ブログのベートーベンエントリーナンバーは
新鮮ではないが斬新な切り込みで読んでいて
ベートーベンに親愛の情を持ちますね。

こんにちは、いらっしゃい

Flügelさん、通行人Yさん、通りすがりですさん、
音楽好きの通行人さん、

ベートーヴェンに関しては最早言い尽くされていて
何を書いても目新しさはありませんが、
それでも書かせてください。

好きなので・・・

3通のラヴレターが発見された、
宛名が誰か分からない。
ジュリエッタ・グイチャルディ、あるいはテレーゼ、
またはフォン・エルデーディ、
ヨゼフィーネ、それからブレンターノなどが候補者ですが、
レオノーレ(フィデリオ)で知る通り、
崇高な目標を秘め、希望のもとに果敢に戦う女性ですので、
彼が恋した女性たちも何かしらレオノーレに
似ているのではないですかね。

無教養な(ゴメンネ、ベートーヴェン)
粗野な彼に文化人の知識や教養を注ぎ教化したのは
貴族の婦人たちだったと言われていますね。

彼には文化を咀嚼する力があった。
それが音楽となって顕されています。

苦難苦闘の末の「苦しみを突き抜けて喜びに至れ」
「歓喜の合唱」が共感を呼ぶのは
彼が身をもって体現した1つの哲学(思念)だからでしょう。

最近、年を取ったネコのベートーヴェンは
元気で寝たり食ったり、じゃれたりしております。

また、お立ち寄りくださいね!






Secre

プロフィール

Author:ミルティリおばさん
FC2ブログへようこそ!
イタリアに住むこと30と数年、
猫と2人暮らしのおばさんです。
翻訳フリーランサーです。
翻訳なさりたいテキストをお持ちの場合
メールにてお知らせください。
英語とドイツ語はネイティブ翻訳者との
コラボです。

2011年来、若かりし頃のジャッキー・チェンに夢中です!
お気が向いた時にいつでもいらして下さい。
お気付きの点があったらコメントして下さい。
あなたのお好きなことも自由に書き込んで下さいね!

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