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ナルチスとゴルトムント 森の中2 

ゴルトムントは歩きながら沢山の動物達に
出会いました。茂みから突然顔を出し、ムント君を
見つめ、耳を寝かせて逃げ出した野兎、
小さな草地では長い蛇に出会いました。蛇は
逃げなかった。抜け殻でした。彼はそれを手にして
観察しました。灰色と茶色のきれいな模様が背中に
ありました。陽の光が木々の枝からクモの巣のように
射し込んで来ます。
黒くてくちばしの黄色いクロウタドリ、黒いまん丸な目で
ムント君を見て恐がり地面をかすめて逃げて行きます。
沢山の駒鳥、アトリも舞っています。

  閑話休題
クロウタドリは私の近所にもいまして、ちょっと大きめな
鳥です。人を見ると緩慢に逃げて行きます。
飛びますが、歩く時が多く特徴のある歩き方です。
背中を丸めてヒョコヒョコと私を見て逃げて行きます。
私は何もしないのに。
胸がオレンジ色の駒鳥は秋、冬にやって来るので
猫の届かない所にビスケットを砕いて置いておきますと
駒鳥(人懐こいですね)、雀、四十雀、ホオジロ、鶯さん達が
召し上がりにやって来ます。

燕は3月の終わり頃いらして、4,5,6、7月の始めまで
わんさかと空を飛び交います。8月にはぐっと減り9月には
殆どいません。8,9月の燕さんは遅く出きた子達
なのでしょう。飛ぶ練習をしているようです。
「又来年会おうね、みんなが元気で南国へ行き着くのよ。」
と呼びかけている私。

ムント君の森の中の行進は続きます。水溜りの中で顔だけ
出している足の長い蛙、わけの分からない遊びをしたがって
います。その上に幾匹かの青い蜻蛉(トンボ)が羽を震わせて
います。
夜に枝をへし折りながら茂みの中を探し廻る大きな動物を
知覚しました。姿は見えません。長い間動けずに、自分の
動悸だけを聞いていました。大鹿か野豚でしょうか。
その後静けさが戻り、苔でベッドを作りました。
果物を食べ、ベッドを作り、さらに小屋を建て火を起こし、
しかし、ここで動物達と永遠に暮らすのは我慢できない
悲しさでした。これが運命なら動物になったが良かった!
雄熊となって雌熊を愛するのは悪くない。

寝る前に夜の神秘的な森林の千もの音を聴きました。
狐、山羊、樅、松、もはや彼等の家族で、彼等と共に生き
なければならない。ムント君は動物と人間の夢を見、
雄熊になって雌熊のリーゼをキスと愛撫で貪った。

夜中に堪らなく苦しくなって目が覚めました。
そうだ、祈りを忘れていた。起きて寝床に跪き、
2度祈りを唱えました。そしてすぐに眠りに就きました。

Secre

プロフィール

Author:ミルティリおばさん
FC2ブログへようこそ!
イタリアに住むこと30と数年、
猫と2人暮らしのおばさんです。
翻訳フリーランサーです。
翻訳なさりたいテキストをお持ちの場合
メールにてお知らせください。
英語とドイツ語はネイティブ翻訳者との
コラボです。

2011年来、若かりし頃のジャッキー・チェンに夢中です!
お気が向いた時にいつでもいらして下さい。
お気付きの点があったらコメントして下さい。
あなたのお好きなことも自由に書き込んで下さいね!

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