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ナルチスとゴルトムント 森を抜けて

明日は、ここでは明日ですが日本ではもう、その
明日、18日ですね。
何事も起こりませんように、穏やかな1日でありますように
祈るばかりです。そしてずっと穏やかな日が続きますように。
国の名は敢えて申しませんが、マスコミに舞を舞わされるのは
ここでも同じでして、ある経済大国の70年前の戦争首謀者の
名を挙げて、今でも国民の皆さんにお伝えしております。
その国に関しての報道すべき重要な事が他にありますのにね。
私個人の感想、これは嫉妬でしょう。
感心しますのは、しかし事実真実を弁える知識人が、多くは
ないけれどこの国に力強く存在していることです。
ここで仕事をしている大国の企業を襲うなどということは
決して起きないでしょう。そもそも企業を襲って失業者を
増やすのはこの国の損失ですものね。

さて、ムント君、朝になって気がつきました。
森林は終わりに近づいている、喜んで太陽に合わせて
歩きました。木々は太く、白い樅があり年月を重ねて
まっすぐに立っていました。これらの木々は修道院の円柱を
思わせました。礼拝堂に通じる黒い扉にナルチスは
消えて行った・・・どれだけ経ったのだろう、
たった2日間?木が少なく低くなり2日後に人里に近づいて
喜びました。畑の傍に十字架があったので跪いて祈りました。

おばあちゃんと孫のいる農家でパンをご馳走になりました。
昼には野良仕事に出ている農夫とその妻が帰宅し、みんなで
昼食となります。ゴルトムントの貴族風な美しさが農婦の気に
入り早速ムント君を誘います。

誘いに乗ったムント君、姦淫と知りつつ約束の場所へ出向き
農婦に抱かれた、というのが似合ってますね。
書き切れませんが一つ一つの場面が面白いです。
ここで又おばさんは繰り返さなければならない。本をお読みに
なってみて下さい。端折るのが辛いです。

農婦はリーゼ程に愛の戯れを知りませんでしたが、すばらしく
強く子供じみて貪欲で、首の骨も折れよとばかりに
ムント君を抱きしめます。
ムント君は幸福でした。幸福と悲しみで満たされていました。

ムント君はモテましたよ。行く先々で女が寄って来て彼を
可愛がりました。可愛がったというのは、みんな夫のいる
女性、年上だったのでしょう。
いい男は年上の女性にもてると昔聞きましたが、今になると
それが分かります。様々な経験を積んだ女性は男性を見る目も
あるでしょう。

愛の遊戯に関して天才的なムント君、女から教わる愛の授業に
疲れを知りません。子供のように誘惑に開放的であり、
彼自身も誘惑者なのでした。彼の美しさだけでは充分に
女性を魅了出来なかったでしょう。女性達は彼の幼児のような
無邪気さ、罪のない熱望に惹かれるのでした。
女性が望まない時には、誘われない時には決して手を
出しませんでした。この辺ご立派、ムント君。

もしもあなたと出逢ったとしても私は誘いませんよ。
あなたに見惚れるとは思うけどね。
見ていて楽しい男性でしょうね、ゴルトムント、
丁度、光源氏の君のように。







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プロフィール

Author:ミルティリおばさん
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イタリアに住むこと30と数年、
猫と2人暮らしのおばさんです。
翻訳フリーランサーです。
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英語とドイツ語はネイティブ翻訳者との
コラボです。

2011年来、若かりし頃のジャッキー・チェンに夢中です!
お気が向いた時にいつでもいらして下さい。
お気付きの点があったらコメントして下さい。
あなたのお好きなことも自由に書き込んで下さいね!

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