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ナルチスとゴルトムント リディアとユーリエ

この間、「ジェイン・エア」と書いておいて
この小説を思い出しました。手許にはないですが。
リディアとゴルトムントは感性、心の傾き方が似てますね。
ジェインとゴルトムントも似た所があるなぁと、ふと、
思いました。キャラクターは全く違いますが。
ジェインは強い! でも感性、自然に対する心持ちが
2人ともよく似ていると思います。
作者のブロンテも確か彼女のお父さんは牧師でした。

ジェインの恋人のロチェスターもジェインの嫉妬心を
煽る場面がありました。
この辺の男性心理は、私は女性のせいか分かり難い。
でもブロンテも女性ですね。

大分前に昔の美人女優、ロロブリジッダが、
「知性的な男性は好きな女性を前にした時に、必ず、
10人中10人とも道化師ぶる」と確固とした自信を持って
述べていましたが、その辺に通じるのでしょう、けれど、
まあ、そういう状況になったことがないので、何とも
分かりません。私は日本でもイタリアでも
モテたためしがないのです。

あ、ムント君、お待たせしました。おばさんの話は
横にばかり逸れるから。

リディアとナルチスと母を思うムント君。
部屋のドアが突然開きました。ギョッと眼を見張るムント君、
白く長いお寝巻き姿のリディアが入って来ました。
「リディア、僕のコロンビーナ、白い花よ、何するの?」
「私の金の心、あなたの寝床がどんな風か見たかったの」
手足への愛撫に身を任せ、でもそれ以上は触れさせなかった。
そっと彼から離れて消えて行きました。扉がきしみ、
屋根も風にきしみます。まどろみの後に目覚め、彼の枕は
涙にぬれていた。

数日後、又来て同じことを繰り返す。
ユーリエが何か気付いているわ、お父様に知られる前に逃げて!
お父様はある時泥棒を縛り首にしたことがある。
あなたは死んではいけない」
「ぼくと逃げよう、」
「出来ないわ、私は森の中では寝られないわ」
彼は秘密の場所に触れた。
「小さなジプシーさん、これはあなたに禁じるわ。」
わざわざ寝所まで行ったならすっかり営みを遂行したらいいのに、
リディアちゃん、と年増のおばさんは思うのよ。
「私は不名誉な女の子で家と父の面目を失くしているのよ」

ゴルトムントは彼女の思い、望みを尊重していたのですが
時折、不満足と服従とに苦しみました。
その反動でかユーリエに時々言い寄るのでした。
ユーリエはリディアよりも疑いなく美人でした、と
品定めするなムント君、でも、まあ、平安貴族も女の品定めと
噂話が好きだったからね。

ユーリエはより美しく誘惑者だった。彼女にも気のあるムント君。
ユーリエの美しさを讃えながら、デッサンするのはリディアの姿、
眉、手と膝、描いた紙をそっと隠しておくゴルトムント。





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Author:ミルティリおばさん
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イタリアに住むこと30と数年、
猫と2人暮らしのおばさんです。
翻訳フリーランサーです。
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英語とドイツ語はネイティブ翻訳者との
コラボです。

2011年来、若かりし頃のジャッキー・チェンに夢中です!
お気が向いた時にいつでもいらして下さい。
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