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ピエトロ・マスカーニ

今年は生誕10年、50年、150年祭の目白押しです。
目白というのは鶯色をした目の周りが白い、小さな小鳥さん
です。木に留まって押し競まんじゅうをします。
昔、3羽ほど飼っていたことがあり、籠の中で押し競を
ようやっとりました。真ん中の1羽を押して下方に追いやり
追い出された鳥は又もとに戻って、今度は他のを押して
追い出すのです。食事の外はこればかりしてらっしゃいました。
ソプラノでよう鳴いとりました。この鳥さんはイタリアでは
見かけません。鶯はいますよ、夏は見ません。
ホーホケキョくずしで鳴いています。
今年の夏はホオジロがいます。鈴を張るすばらしい美声で、
これが不思議、「一筆啓上仕り候」と確かに歌っています。
イタリア育ちなのにね。

で、ピエトロ・マスカー二、1863年生まれで、今年は
生誕150年です。リボルノで生まれ1945年にローマで
亡くなりました。
オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」が有名でしょう。
ヴェリズモ(写実主義、真実主義)のジョヴァンニ・ヴェルガの
小説を(ヴェルガの作風はフローヴェール、モーパッサンなど
フランスの自然主義作家の影響を受けたそうです)
ヴェルガ1840年~1922年、シチリアはカターニアの
出身です。
トッツェッティ、メナーシが戯曲にしました。それをマスカー二が
曲付けし、1888年のイタリアの若い作曲家を募ったコンクールに
出品、1位を勝ち取りました。
マスカー二、プッチーニはフランスのビゼーの「カルメン」から影響を
受けたヴェリズモの作曲家達です。プッチーニはよりロマンチック
ですね。

こういう恋愛物語も人生には必要だと割り切って聴いています、がね。
音楽的にきれいだなと思う所もあります。
「カヴァレリア」は最初の方の「オレンジの花が香り雲雀が鳴き」と
いう農夫さん達の合唱、きれいです。
4角関係のメロドラマでして主人公のサントゥッツァとトゥリッドゥが
劇の中盤で2重唱をします。歌詞は個人的には好きでないですが
音楽は悪くない、2重唱の最後にトゥリドゥに突き飛ばされたサントゥッ
ツァが「A te la mala Pasqua, spergiuro!」
ア テ ラ マーラ パスクア スペルジューロ!
と憎悪を込めて叫びます。ここはイタリア語ならではです。
イタリア人は男女とも互いに tu と呼べるから。
女性が男性に「お前には呪われた復活祭となれ!」 これでは
少々乱暴でしょう。「あなたには呪わしい復活祭になればいい」ですと
優しすぎるでしょう。 「あんたには呪われた復活祭になるがいい」、
これが妥当ですか。

このシーンの暫く後にインテルメッゾ(間奏曲)のアヴェ・マリアがあり
この曲は美しい。と書いているうちに長くなりました。
又、今度ね。続きがあります。




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Author:ミルティリおばさん
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猫と2人暮らしのおばさんです。
翻訳フリーランサーです。
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2011年来、若かりし頃のジャッキー・チェンに夢中です!
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