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ジャッキー・チェン

私の窓の前には今、赤い薔薇が花盛りです。
薔薇の良い匂いが致します。町を歩くと、
薔薇の花の芳香が致します。


おばさん、去年から成龍(ジャッキー・チェン)さんのファンなのです。
ジャッキーのこと、書きたいけれど何から書いたら良いか、
心もときめいてしまって(いい年して)、
ジャッキー繋がりで他のブログにも遊びに行きたいのですが
来週、ゆっくり書かせて頂きます。
で、取り合えずジャッキー大百科事典の様なブログがありますので
URLを貼り付けます。
ジャッキー・ファンならば、大喜びなさること請け合いです。
是非ご覧下さい。

http://kungfutube.info/5068

http://kungfutube.info/ 

 Kungfutubeです。


私事ですが5月28日(月)に発表会を兼ねたコンサートを致しますので
良かったらいらして下さい。
Sant'Andreaのsalaで致します。
  聖アンドレア教会の広間です。
  Via della Sposa
   ヴィア デッラ スポーザです。
  夜9時から。
  勿論、無料です。
  家庭的な音楽会です。
  お待ちしています。

追記
ジャッキー大百科事典サイトをコメント欄に貼り付けました。
すぐにご覧頂けますのでどうぞ。
楽しんで下さい。

美しい五月に

すばらしく美しい5月のはずですのに
地震に見舞われ家が倒壊し犠牲者が出ました。
エミリアロマーニャ地方です。
ブリンディシの専門学校の前では爆弾が仕掛けられ、
3本のプロパンガスのボンベに起爆装置を取り付け、
タイマー・リモコンで爆発させたのです。
16才になる女の子が亡くなりました。
もう1人は重症、50人が怪我をしました。
娘さんに先立たれた親御さんのお気持ち・・・
1人娘さんだそうです。爆発があと5分遅かったら
600人が亡くなっていたそうです。


今日は22日、日本はもう23日、明け方の5時ですね。
5月22日は聖リータの日。13,14世紀に生きた
女性の聖人です。生まれて生きた地名から
カーシャの聖リータ。額に薔薇の棘が刺さっているのは
キリストの苦難に殉じてて聖金曜日に
苦行のため自ら打ち込んだそうです。
しかし昔のヨーロッパ、中国の人達はこういう事を
よくやりましたね。私には恐ろしくて出きません。
結婚後、夫が何者かに殺され、復讐を図る息子2人を
これ以上惨い事件を起こすなと諭し、修道女に。
彼女の死の際に冬にも関わらず赤い薔薇が一輪咲いたそうです。
で、彼女の日、5月22日に聖アゴスティーノ教会へ行くと
(彼女はアゴスティーノ派の修道女でした)
昔は赤い薔薇を頂けたのですが今は買わないと
もらえません。

5月15日はグッビオのお祭り(過ぎてしまった)
La festa dei ceri 3人の聖人の山車祭りでした。
グッビオGubbio はウンブリア州、ペルージャから
少し離れた所にある町です。
長い棒を立てて、その上に聖人の像をおき、
御神輿のように担いで町中を走るわけです。
3人の聖人というのは
聖ウバルド(左官屋さんの守護聖人)グッビオの守護聖人
聖ジョルジョ(物売り屋さん、商人の守護聖人)
聖アントニオ(ロバ引きさんの守護聖人)
以上、このお3方をそれぞれ担ぐのです。
降ったり登ったり大変です。
昔は山車の通る道沿いの家々は開け放され、
誰でも入れるようにして飲み物、お茶菓子など
振舞って下さったのですが
今ではそういう事はしなくなりました。
イタリアは辛くなりました。

再び母に

「十億の人に十億の母あれど」の作者は暁烏敏(あけがらすはや)
でした。
1877~1954 真宗大谷派の僧侶です。                             

母に
 時は美しさと眼に浮かぶ涙、
 苦しみを消してはしまわない
 私は60才になった私のより美しい母に
 一層、眼を向ける
 母の表情、眼差し、微笑み、仕草は
 私の心にいつも柔らかく触れる
 ああ、画家であったなら!
 生涯彼女を描き続けるだろう!
 うつむいた彼女を描きたい
 その白い巻き毛に口づけしたいから
 病んだ時、疲れた時には苦しみを
 微笑みの陰に隠している
 天が私の願いを叶えたとしても
 彼女の面差しに栄光を与えるための
 ウルビーノのラファエッロの神の絵筆を
 望みはしない
 生から生へと生涯を変え
 私の精気の全てを彼女に与えたい
 私はそのために年老いて
 母は私の献身により若々しく蘇る

    エドモンド・デ・アミーチス
       「クオーレ」の作者です。フランスに近い北イタリアに
       生まれました。(1846~1908)

     訳; ミルティリおばさん


もう、お1人、母を愛した詩人、作家です。 お母さんのことは
みんなが好きですよね。神学校を抜け出して心配、心労を母にかけ
「青春詩集」が出版され売れ始めた25才の時の
ヘルマン・ヘッセ(1877~1962)の
「愛する母へ」。 ただ此の詩を全部は憶えてないんですよ。

愛する母へ
 お話したいことが沢山ありました
 長い事、異郷で暮らした私を1番よく理解していたのは
 あなただった
  私がこの詩をあなたに贈ろうと持って来た時に
 あなたはお眼を閉じられた
 ・・・・・・・  しかし
 今、あなたの優しさが千の糸となって
 私を包むのを感じます

          ヘルマン・ヘッセ



もっと長い詩です。お調べになって下さい。
私も調べます。
やはりお母さんに心配をかけた
悪童の誉れ高い詩人、サトウハチローの
詩集「おかあさん」から2つの詩を。

春は野あざみを
 春は野あざみを
 夏は水際のおもだかを・・・・・
 林のうつぼぐさを・・・・・
 秋はまつむし草をみずひき草を・・・・・
 冬は裏の笹の一枝を・・・・・

 うすぐらい茶の間の食卓の
 コップに投げ入れた母
 わたしたちはいつも
 コップに灯る四季を感じた


熊のおふくろは
 熊のおふくろは・・・・・
 谷川のせせらぎに
 やぶかげのふきのとうに
 ちいさいかげろうに
 二匹の子供を紹介した

 朝風に光る
 アクセサリーの月の輪を
 おふくろは静かになぜた
 二匹の熊のからだから
 この谷の春は はじまる

    サトウハチロー(1903 明治36年~ 1973)


      
 
  
 

母の日に

今日は5月の第2日曜日、母の日です。
イタリアも母の日festa della mamma です。
アメリカ合衆国からやって来た習慣でしょう。
日本の、イタリアの、世界中のお母様、お疲れ様です。
少子化に加担していまして申し訳ないのですが、私は
母親ばかりか主婦の仕事も経験がなく、その仕事の
大変さを知りません。
子供を育てるのは母親の、又、父親の責任重大な
一大事業でもありますが、子は宝、
宝石のように育て、子供の成長過程に携わることは
世の中の尤も重要な仕事でしょう。

私には花を贈る母親はもういません。
大正生まれの私の母は私の出きないことが
沢山出きました。お赤飯を炊き、五目寿司を上手に
作りました。着物を裁ち、お布団を作りました。
洋服のサイズ直しなどはお手のもので、
やり繰り上手、貯蓄上手でした。
不肖の娘ですが、でも母をいつも思い出し、
母と共に生きています。
蓮の台(うてな)に居るでしょう母とそして父に
折節、助言を求めています。

5月は聖母マリアと薔薇の花の月。
マリア様もやはり子育ては大変だったのでしょうね。
摩耶様はお釈迦様を産んでから7日後に命を落とし、
天界にお生まれなさったそうです。
お釈迦様に取っては残念な出来事だったでしょうね。

  十億の人に十億の母あれど
    わが母にまさる母あらめやも

   作者は誰なのか今度調べておきます。

カネロニ アラカルト

イタリア語無料講座を開くわけではありませんが、
アスパラガスに冠詞を付けてみます。
articolo determinato(定冠詞)
 l'asparago → 複 gli asparagi
articolo indeterminato(不定冠詞)
 un asparago → 複 degli asparagi

年と共にお野菜摂取量が多くなりました。茹でたり煮たり蒸したり
あっさりと頂きます。アスパラガスも塩茹でにしてオリーブ油で頂くのが
日頃の食べ方なのですが、それだけではricetta(レシピ、作り方)を
書くのにあまりに愛想がありませんので、
リコッタとアスパラガスのカネロニを。
日本では何でも手に入ると思いますが、リコッタ・チーズとカネロニの
ペーストは手に入り易いのでしょうか、
入り難ければ、次回カネロ二の練り方を認(したた)めます。
私は毎日1人分の食事を作るだけですが、
4人分、行ってみましょう!
材料; アスパラガス400g リコッタ・チーズ300g
    ベシャメラ(ホワイトソース)500g 
    卵1個 カネロニ8枚 塩胡椒 パルミジャーノ(粉チーズ)
soffritto(玉葱、人参、セロリ、パセリ、ベーコンを細かく切って
炒めたもの)を作りましょう。
アスパラガスは下の固い部分は取り除き、茹でて大きめの乱切りにします。そして
soffritto(ソッフリット)と共に5分間炒めます。
卵、リコッタ、塩胡椒とパルミジャーノをお鍋の中で混ぜくらかします。
炒めたアスパラガスもそこに加えて混ぜます。
カネロニにそれを詰め込みオーブン皿(耐熱皿)に並べて
上にベシャメラをぶっかけます。いえ、そっと静かに掛けます。
オーブン、ガスレンジで190度、20分間お待ち下さい。
電子レンジ、チンだと何分、何度なのかな?大体同じでいいと思います。

私は赤ワイン(vino nero)派ですがこれには白が合いますでしょう。
カステッリのヴェルディッキオ、アスティのモスカート、ピノ
なんぞでなしに日本のワインとても美味しいと思います。
ビールも合いそうですね。勿論お酒なしでも。
私は大概、村へ行って直売店から地元の葡萄酒を買います。
食事の喉通りがいいように少し飲むだけです。

頼まれないのに説明しました上記の料理(調理)はprimo piattoです。
secondo piattoには塩胡椒であっさりと焼いたお肉、
お魚などをどうぞ。
 Buon appetito!(ボンアッペティート!) 


プロフィール

ミルティリおばさん

Author:ミルティリおばさん
住まいはイタリア、ペルージャです。
翻訳 フリーランサーです。

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