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小さい秋見つけた

秋ですね。って、日本ではもう半月で冬ですね!
こちらで12月21日から冬です。
秋は落ち着く、というか、私はあまり落ち着いても
いないのですが、
秋に聴きたい音楽を並べてみました。
お時間があったら聴いてみてね!

ウェーバーの国民オペラ、「魔弾の射手」から、
序曲、狩人の合唱、アガーテのアリア(グンドラ・ヤノヴィッツ、
日本に来たことがある、おばさんの好きな歌手です)
それとサトウハチロー、中田喜直の「小さい秋見~つけた」

https://www.youtube.com/watch?v=M6CJRvUW_Ew

https://www.youtube.com/watch?v=DXGTIHeJ8QQ

https://www.youtube.com/watch?v=imtVP-AgBI0

https://www.youtube.com/watch?v=JWN_FGQlkjQ

アニータ・チェルクエッティ

イタリアのソプラノ歌手です。
この10月11日にペルージャから天国に召されました。
83歳でした。彼女のことを書こうと思っていて、
時間が過ぎてしまいました。

チェルクエッティが活躍したのは10年と少しです。
心臓が弱く舞台にあまり立てませんでした。
知る人ぞ知る、日本であまり知られてはいない歌手でしょう。

素晴らしい(凄まじい)声です。粗末な録音時代でも、
あれだけ聴かせてくれるのです。
カラスもテバルディも吹きとんでしまう声です。
カラス、テバルディ共、素晴らしいですよ。
ただ、チェルクエッティの前ではテバルディはビブラートが
効きすぎ、カラスはファルファッラが多すぎです。

ファルファッラ(蝶のことで、蝶が舞う時のように揺れる声です)
名指しで申し訳ないです、美輪明宏さんが、「愛の讃歌」を
お歌いになる時の、あの声がファルファッラです。
「よいとまけの歌」には泣けますが、「愛の讃歌」は甚だ
聴き苦しいです。生き方は私など及ばない、
人生の重みから来るお人柄が感じられますし、あの上に
三島由紀夫拝でなければ、もっと佳いのだけれど。

チェルクエッティとその前の世代の歌手は、
ロッテ・レーマン(ドイツ人)などもね、すごい声でした。
現代ではイタリアの女の子達、ダイエットしているので、体力も
声も落ちています。
チェルクエッティは、「ノルマ」が素晴らしかった、今、声を区分けすると
ドラマチック・ソプラノになるそうですが、ドラマティコ、リリコ、何たら
という分け方はカラスとその後に始まりました、現代の歌手に、昔の
ような声を求められない、恐らくイタリア歌劇場の苦肉の策でしょう。
オーケストラの指揮者もね、今でこそ中々なスターですが、昔は、
ポスターに指揮者の名などはなかったそうです。

Casta Diva 清らかな女神、オペラ「ノルマ」の中の、
イタリアで一番人気があるアリアです。
チェルクエッティさん、私は貴女にこそ名付けたいです、
イタリアの最後の「ノルマ」 と。

ちょっと一言

安倍内閣府殿、と申しても拙ブログを見て居られるとも
思いませんが。

これだけ世界を廻っていらした方です。
世界の有様をよくご存知でしょう。

何故女性を外に突つき出したいのでしょう。
甚だ疑問です。

イタリアでは、欧州では女性が社会で働くのは当たり前です。
彼等と日本女性では体力が違います。
格段の差で違います。
日本の方達は確かに体格は大きくなりましたが、
体力は増加しません。
概ね、家庭でのお仕事が相応しいように思います。
(勿論、外でのお仕事が相応しい女性もおいででしょう)

女性には社会で実のある仕事をして欲しいのですが、
それぞれの国で、それぞれに見合った仕事をすべきでしょう。
「長屋の爺様」が仰っているように、
配偶者控除を取り上げたいのですか?

プロフィール

ミルティリおばさん

Author:ミルティリおばさん
住まいはイタリア、ペルージャです。
翻訳 フリーランサーです。

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