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ご冥福を そして勇気を

http://www.repubblica.it/cronaca/2016/08/27/news/terremoto_27_agosto_funerali-146694010/

ご遺体が移されアスコリ・ピチェーノでの国葬です。
マタレッラ大統領が4歳の、丁度今日がお誕生日の
女の子にお人形さんを贈りました。
彼女は建物の下敷きに生き埋めになっていたのを
助け出されたのです。
でも、彼女の姉妹は亡くなってしまいました。

アマトゥリーチェ(Sugo all'amatricianaの発祥地)では
改装したばかりの小学校始め、沢山の建物が
崩れ落ちました。
建物にセメントよりも、もろい小石の割合を多くしていた
のだそうです。
日本のように建築していれば、このように崩壊しなかった
だろう、と、これは別の記事からです。

天災ではなく人災と言われて広まっています。

http://www.ilmessaggero.it/primopiano/cronaca/terremoto_amatrice_pompiere_lettera_giulia-1933568.html
 これは、あるボランティア消防士アンドレアが
 4歳になるジョルジャ、前記の4歳になる女の子を
 瓦礫の下から救った記事です。
 姉妹のジューリア救出に間に合わなかった、と、
 棺の上に彼は手紙を置きました。
 その手紙はPLAY FOTOをクリックしますと、
 全文が読めます。
 何とも悲しく、悲しいながら人間の繋がりを感じさせる
 出来事でした。
 

桜井さんと音楽などを

桜井誠さん
https://www.youtube.com/watch?v=cpWnuLWAe1Y

聞いていると、正論だけにあれこれ腹が立って来ます。
マリオなんちゃらやってないで、
山ほど他にやることがあるでしょう、洋ナシ能ナシ。

桜井さんのお話しではないけれど、
安倍信者が多いところは疲れますね(笑)
民主と比べるのではなく、彼の政権のみを
正しく見て取れないのかな?
もう4年近いでしょう。

気持ちを鎮めて
https://www.youtube.com/watch?v=NLhvMgucWns
 マスネーの「タイース」から瞑想

https://www.youtube.com/watch?v=GKkeDqJBlK8
 ラヴェルの「パヴァ―ヌ」

https://www.youtube.com/watch?v=9_7loz-HWUM
 ドビュッシーの「牧神午後への前奏曲」

フランスでもドイツでも災難が続く、と思っているうちに、
24日の明け方近く、大きな地震がラツィオ、マルケ、ウンブリア州の
州境近くで発生、今のところは159名が亡くなっています。
ご冥福を。
地域は大変なことになっています。
また、お知らせします。

Der Tod in Venedig   Morte a Venezia

https://www.youtube.com/watch?v=SU1mBBM0pzw
 「ベニスに死す」です。

https://www.youtube.com/watch?v=n2Zqx9SCz6E
 ヴェネツィアに到着したアッシェンバッハが、
 タージョを見初める件、始めの方ですね。
 イタリア語の朗読も素敵でしょ?

 ルキーノ・ヴィスコンティ監督はタージョ探しに
 諸国を巡り歩き、大変時間をかけた末に
 スウェーデンのビョルン・アンドレセンに出会いました。
 が、この子は背が高すぎる、と渋り、悩んだ末に
 やっぱり美しい子だ、と決めました。
 背の高い低いで小説のイメージ、恋した男の子のイメージが
 違ってしまいますものね。
 
 アンドルセンは素顔は溌剌とした陽気と言っていい程の
 少年ですよね(でしたよね)

 https://www.youtube.com/watch?v=36QBU474nqM
 最後、アッシェンバッハの死を暗示するように
 タージョが海の彼方を指し示す。
 

https://www.youtube.com/watch?v=BUV3Ueobr88
 マーラーの交響曲第5番から、第4楽章
 アダージェット です。

トーマス・マン原作の「ベニスに死す」は
青空文庫でお読みになれます。

8月の休日

司馬遼太郎の軍隊時代に、沖縄戦で
幼い女の子が戦車の前にいた、
上官は「ひき殺せ!」と言ったそうです。
本当のことでしょう。それ程までに追いつめられた
日本軍はヒステリック状態だったのですね。

上官の焦燥と苛立ちを兵卒たちが
一手に引き受けていたのでしょうね。

戦地で果てた人達も、軍隊内で上官の横暴に
耐えた人も英雄、英霊です。私は、
逃げること叶わずに耐え忍んだ方達により一層、
思いを馳せます。

三島由紀夫ファンには申し訳なく、
もしも、というのはナンセンスな言葉なのですが、
彼が普通に兵役を務めていたら、
少々違った生き方をしたのではないですかね。

で、今日は8月15日、Ferragosto、
Feriae Augusti(8月の休憩日)で
太古の昔より祭日です。働いている人達、殊に
農業従事者はお休みしてゆっくりなさい、と。

後年、Assunzione di Maria
カトリックの祭日になりまして、
マリア様がこの世と別れて昇天なさった日です。

https://www.youtube.com/watch?v=6KUDs8KJc_c
  モーツァルトのAve Verum

https://www.youtube.com/watch?v=BIQ2D6AIys8
  マスカー二のカヴァレリア・ルスティカーナから
  インテルメッゾ


Coffeeさんのところから頂きました

『日本の医療』が危ない

TPP協定では医療費が3倍になってしまいます。

政府は、最近肺癌の治療薬ニボルマブは1錠8万円で認めましたが、1年間治療が必要で3500万円かかります。

待機患者が10万人とされていますので、それだけで3~4兆円かかることになります。

このようになるのも、政府はこれ迄日本独自に薬価を決めて来ましたが、TPPでは米国の製薬会社が利害関係者として関与できるのです。(第26章の附属書26ーAを参照)

それだけではありません。

医薬品の特許期間が延長され(18章48条)、新薬についてはデータ保護期間が新設されて、少なくても8年間はジェネリックは作れなくなります。(18章50条)

さらに、ジェネリック医薬品については事実上作れなくなる規定がTPPでは用意されています。

これ迄は特許期間が切れたら、政府に届け出だけでジェネリック作れましたが、今回は政府が製薬会社にそのことを通知することになります。(18章53条2)

そうなれば、外資の製薬会社は異議を述べて法廷で争うことができるようになりました。既に昨年、行数不服審査法が改正されていました。

韓国もそうなりましたが、裁判で決着がつくまでは、さらに10年間はジェネリックは作れなくなります。

また、カナダがそうでしたが、医薬品の特許について最高裁の判決があったのに、米国の製薬会社はISD条項で、さらに訴えています。

こうなったら事実上、これ迄のように安い医療が受けられなくなります。

米国のみならず、カナダ、ニュージーランド、オーストラリアの国民の6割がTPPに反対しているのは医療費が2倍から3倍になるからです。

TPPで国民皆保険制度がどうなるかも大切な話です。

政府は声高にTPPで国民皆保険制度は守られたと言っていますが、決してそうではありません。

TPP協定金融サービスの章では、社会保障に関わる法律上の制度については、「金融機関との競争を行う場合を除き」適用はない、となっています。

それを根拠にしていますが、同条の金融機関はfinancial servicesとなっているので、アフラック等外資の民間保険会社には、参入を認めることになります。

日米の附属書にははっきりと将来公的医療保険を見直すことを約束しています。

ニュージーランドではこのようなことがありました。

かつて病気になったら公立病院で、誰もが医療を無料で受けられたのです。

郵政民営化の時、ニュージーランドは公的医療制度を廃止して、民間の医療保険制度を導入をしたのです。

当面、無料の公的医療は残しましたが、予算を削減したので、MRIを受けるのに半年、手術を受けるには2年も待たされることになりました。

止むを得ず外資の民間医療保険に高いお金を払って、民間の株式会社の病院で治療を受けざるを得なかったのです。

採算が取れなくなった公立病院は閉鎖されるか、民間の株式会社の病院に売却されていきました。

今、MRIを受けるのに日本では700円、ニュージーランドでは7万円です。

丁度、公的医療保険は形骸化されて、交通事故の民間保険と自賠責保険のような関係になります。

既に政府は先端医療にはアフラック等に医療保険を認めています。

いずれ郵便局もアフラックの癌保険でなく医療保険を必死に売るのでは。

日本でも医療の国家戦略特区で神奈川県で株式会社の病院を認め実績があります。

2016/08/11(木) 17:49:17 | URL | 名前を書いてください

以上、
Coffeeさんのコメンテーターの方から頂いたコピペです。
Coffeeさんの記事を愛読していますが、
コメントをなさる方々、中々すごい人達が多いですね。

安倍さんに替わる人がいない、などと、もう寝言は
止めましょう。国民次第で替わりはいくらでもいますよ。
いなければ国民がそれなりな、相応しい人を育てたら
いいでしょう。

尖閣は誰よりも今、防衛大臣の出番でしょう。
期待しております、稲田さん。
日本には世界に誇る武器があります。
盆暗のように外国の顔色見るのは止めましょう。

もう1つリンクしますね。
http://gachi-sinpu.seesaa.net/article/440939002.html
「維新政党新風を応援するブログ」
カジノとパチンコですと。
賢いイタリア人はロットもトトカルチョもやらないよ。
誰が儲けて誰が損するかよく知ってるから。

何気に疲れました。
https://www.youtube.com/watch?v=hNPf_cXCGFY
  プッチーニと

https://www.youtube.com/watch?v=uO05VT1IrUo
  バッハです。



お疲れ様でした。

桜井さん。スタッフ、ボランティアの方達、
せと弘幸さん、村田春樹さん、一色正春さん、
Coffeeさん、ゆうきさん 他、沢山の方達。
お名前を全部書けませんで申し訳ありません。
お疲れ様でした。

桜井さんが小池さんにエールを送っていますので、
私もエールを送ります。
早速の都議会解散となりますか。
アニメランドは頂けませんが、(どうせならオペラランドに)
いえ、オペラは東京には似合わない。
ナポリやミラノ、ウィーン、ザルツブルク、ブリュッセル等は
似合いますです。
東京が能・狂言 文楽ランドになりますように。

「動物殺処分禁止」には大変期待します。
実際、イタリアで殺処分はありません。
18,9世紀まで酷いことをして来た、ことへの
反動でしょう。
しかし、資金源はどうしますのかね。
不当な外国人への生活保護禁止、パチンコを
取り締まれば随分余裕ができますよ。

とにかく期待しています、小池さん。

http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68564394.html
     「無敵の太陽」というブログです。

  それから
http://ameblo.jp/karate246/entry-12185307721.html
    こちらは「朝倉新哉研究室」
    心配しております、三橋貴明さん。

https://www.youtube.com/watch?v=jsoIJXW2Uyc
    メンデルスゾーンの「おお、ひばり」

  なのですが、こちらの動画の鳥さんは雲雀ひばりでは
    ありません。セグロカモメです。

   こちらが雲雀です。↓
https://www.youtube.com/watch?v=XnZptbRhAao

   これは原曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=73qznp8zf7E

   Wie lieblicher Klang!
O Lerche! dein Sang,
Er hebt sich, er schwingt sich in Wonne.
Du nimmst mich von hier,
Ich singe mit dir,
Wir steigen durch Wolken zur Sonne.

お前の歌は何と優しい響き、ひばりよ、
私を連れて喜びの中に高く舞い上がる、
お前と共に歌おう、
雲を越えて羽ばたき、
日に向かって昇って行こう。
原詩の訳です。


 同じくメンデルスゾーンの男性合唱曲、
    「トルコの酒場の歌」 詩はゲーテです。
https://www.youtube.com/watch?v=fMHXrpmsIcw

(給仕に) 無礼者、おれの鼻先に
酒壜を無遠慮に置くな、 おれにワインを注ぐのなら、やさしい眼 をすることだ、 さもないと、折角のアイルファーが、グラ スのなかで濁ってしまうよ。
(酌童に) きれいな少年よ、入って来い、 敷居のあたりでなぜぐずついてるんだ? おまえを今後、おれの酌童にしてやろう、 そうすれば酒はどれでも澄んで美味い。

Dem Kellner; Setze mir nicht, du Grobian,
Mir den Krug so derb vor die Nase! Wer mir Wein bringt, sehe mich freundlich an, Sonst trübt sich der Eilfer im Glase.
Dem Schenken; Du zierlicher Knabe, du komm herein,
Was stehst du denn da auf der Schwelle? Du sollst mir künftig der Schenke sein, Jeder Wein ist schmackhaft und helle.

アイルファーは 1811 年産のワインです。
   

よろしかったらお聴きになってください。

A.GIDEさん、遠山の金七さん、大岡忠相さん、
銭形勘次さん、銭形永平次さん(福井県の方ですか)、
コメントをどうも有難うございました。

プロフィール

ミルティリおばさん

Author:ミルティリおばさん
住まいはイタリア、ペルージャです。
翻訳 フリーランサーです。

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