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歎異抄

第一章
弥陀の誓願不思議にたすけられまいらせて
往生をばとぐるなりと信じて念仏もうさんとおもいたつ
こころのおこるとき
すなわち摂取不捨の利益にあずけしめたまうなり
弥陀の本願には老少善悪のひとをえらばれず
ただ信心を要とすとしるべし
そのゆえは罪悪煩悩熾盛の衆生をたすけんがための
願にてまします
しかれば本願を信ぜんには他の善も要にあらず
念仏にまさるべき善なきゆえに
悪をもおそるべからず
弥陀の本願をさまたぐるほどの悪なきゆえにと


阿弥陀仏の誓われた願い、言葉で言い尽くすことの出きぬ
「誓願不思議」に助けられて
「真実に生きよ」という阿弥陀仏の願いに呼応し
阿弥陀如来の世界で生きようと一念発起する時に

限りない光と命に取り込まれ
迷い苦しむことはない。
老いも若きも、善人も悪人をも
弥陀は選ばない、
弥陀を信じる計らいのない真の心を
持つことが重要なのです。

弥陀の誓いとは
自分が生きるために他の命を殺し
他の人生を妨げ、
常に身と心を煩わして悩む衆生を救おうという願いです。

この願い(本願)を疑わずに信じるには
あらゆる善意と、
諸悪へのこだわりを恐れないでください。
阿弥陀仏の誓いを妨げるほどの悪はないのだから。


「歎異抄 たんにしょう」は親鸞聖人の直弟子である
唯円が聖人の言葉を書き写したものだ、
と言われています。
倉田百三の「出家とその弟子」で
ご出家さま(親鸞聖人)と弟子の唯円が登場する
あの唯円の原型となった僧でしょう。

親鸞亡き後に、唯円が歎きました。
人はそれぞれ十人十色の信仰を持っている。
それぞれの信仰が異なっている
それはおかしい、人間の持つ信心というものは
唯一つであるはずだ、と。
親鸞聖人は人間の純粋な信仰が人を動かし
人を救う唯一の原理だと見出しました。


宗教は人間の都合で変えられてしまいますが、
キリスト教も仏教も、イスラム教も、
恐らく神道も、信仰というのは同一で
唯ひとつのものだと考えています。






Quel pianeta blu 地球は青かった

ユリ・ガガーリン(1934~1968)の言葉です。
人類初の宇宙飛行士です。

書き足して行きますので済みません。

ベッラさんからいただきます。
Grazie, Signorina Bella ベッラさん、有難う。
https://www.youtube.com/watch?v=nqHe5tHUzuM
イリーナ・アルクヒーポヴァ(1925~2010)

1917年はロシア革命の年でした(100年前の3月と11月、
2月と10月という説がありますが、それは旧暦読みです)
農奴・労働者が皇帝ニコライ二世に対して反乱・革命を起こしました。
日露戦争の後のことです。
帝政ロシアが滅び、資本家が握った政権‘’臨時政府"が誕生し
労働者や兵士の”ソビエト”と対立します。
そこに登場したのがレーニン(1870~1924で)、
労働者や兵士に権力奮取を鼓舞します。
3月のこと。

農民、労働者、兵士からなるソビエトは
資本家の臨時政府によって弾圧され、レーニンはフィンランドへ逃亡。
ケレンスキーという人を首相としましたが、すぐに帝政派の将軍である
コルニーロフが皇帝を戻そうと反乱を起こします。
これは鎮圧せねば、とケレンスキーはレーニン率いる
軍隊の力を借りて凌ぎ、この機にレーニンは
臨時政府をも討ち果たしてしまいました。

これが世に言う11月革命です。
世界初の社会主義国「ソビエト連邦社会主義共和国」が誕生しました。
暗殺未遂によって健康を害したレーニンの後に、
悪名高いスターリンが出現します。

ガガーリンも声楽家のアルクヒーポヴァも革命後の
ソビエト連邦に誕生した人たちです。

ショスタコーヴィチは革命の年に11、2歳で革命を知っていました。

もう1つ、イリーナ・アルクヒーポヴァのヴェルディのアリア
https://www.youtube.com/watch?v=pVcDd5M0-gw


こちらはショスタコーヴィッチ(1906~1975)の交響曲第1番です。
https://www.youtube.com/watch?v=hM5LxEUazgo


ベッリーニの「彷徨う銀の月」
前にもリンクしました。と思うけど・・・
https://www.youtube.com/watch?v=QYsh4IoPCeM

青い地球は誰のもの
https://www.youtube.com/watch?v=juQZxhhkFc0

鉄腕アトム(^^)
https://www.youtube.com/watch?v=KGq6z1mEU9Q


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ミルティリおばさん

Author:ミルティリおばさん
住まいはイタリア、ペルージャです。
翻訳 フリーランサーです。

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