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ネトウヨ・・・

豪雨災害でお亡くなりなったかたたちのご冥福を
お祈り申し上げます。
速やかなる復旧、復興をお祈りいたします。

大災害と並行して(大災害の陰で)6増法案で参院定数が
6名増えました。カジノ法案も昨夜、成立しましたね。
数を頼んだ出鱈目採決は普通の日本人なら
よく理解しているところでしょう。

この政権を支援するJ-NSC 自民党ネットサポーターズ
別名ネトウヨさんたちの英名はネット上、よく知られているところです。

彼らについてお書きになったかた(マイケルさん)のコメントを
コピペいたしますね。

ジャクソン・マイケル
やはりネトウヨは国費(税金)からカネをもらって活動している。その背景と事情について。

社会学作家の秋嶋亮(旧名・響堂雪乃)氏が新著のインタビューで、ネトウヨが登場した背景について詳しく述べています。ぜひお読み下さい。

編集者: ここ最近はマスメディアだけでなくブログなど個人メディアの右翼化も凄まじいです。かつて秋嶋さんの仲間だった人々も続々とネトウヨに転向しています。

秋嶋: 要は金目でしょう。そもそも自分たちだけいい思いをしようという根性がけしからんじゃないですか(笑)。あれだけ仲が良かったわけだから、一声かけてくれたらよかったのに(笑)。これは典型的な「サラミ戦術」ですよ。要は懐柔によって反抗的な勢力を解体する手法なわけですね。いずれにしろ有名な保守系ブログが自民党ネットサポーターの下請けであることは今時常識です。そうやって連中は内閣官房費からカネを貰って、「安倍ちゃん最高!」みたいな記事を書いているわけですよ。

編集者: 政府が個人メディアを世論誘導に利用する意図は何でしょうか?

秋嶋: 社会学者のコーンハウザーは『大衆社会の政治』という著書の中で、現代社会においてはマスコミよりも身近なオピニオン・リーダーのほうが影響力を持つと分析しています。要するに世論誘導には新聞テレビよりも共同体(地域や組合や宗教やコミュニティなど)の中心人物を使う方が効果的だというわけです。おそらくこのような論理のもとで著名なブロガーを論壇コントロールに取り込んだのではないかと思われます。これはいわば国家による「没価値(利害や立場にとらわれず論理的に思考して語ること)」の抹殺ですよ。

編集者: ネット右翼の台頭はここ5、6年のことのように思うのですが

秋嶋: 2007年の参院選がエポックな事件だったのではないでしょうか。それまで表に出なかった重大情報が選挙を前に2ちゃんねるなどで大量にばら撒かれたんですよ。例えばこれには財政投融資(特殊法人が国民資産を流用する制度)によって年金積み立ての大半が不良債権化しているという日本医師会のレポートなども含まれていました。

編集者: そしてそれがネット世論を形成し自民党を大敗させた。

秋嶋: そうです。これを契機に「新聞テレビによって世論を操作する」という旧来の支配スキームが破綻したのです。だから自民党としては2ちゃんねるやブログを主戦場とするデマゴーグの養成が急務となったわけです。仮説ではなく現にそれを端緒に自民党コミ戦(コミュニケーション戦略チーム)などという組織が出来ているわけですよ。これはもうネトウヨは国費によって活動していると言っていいでしょうね。

編集者: それにしても今時の保守ブロガーは殆どが似非右翼のように見えます。まともな保守なんて絶滅状態ではないでしょうか。街頭でも電脳でも、彼らの主張は恐ろしく単純で幼稚です。

秋嶋: 保守ブロガーの大半が平和主義へのポレミック(敵対的な意見をまくし立てること)を商売とする偽装右翼でしょう。そもそも保守派が「外国の軍隊が国内に駐留する状態での憲法改正」を支持するなど狂っていますよ。ナチス占領下のフランスでも、連合国統治下のドイツでも、これだけは絶対にやらなかった。

編集者: 結局、ネットの書き込みも大半がカネを貰ってやっているわけですね。

秋嶋: 例えばクラ〇ドワー〇スという会社は「政治系の記事作成。保守系の思想を持っている方限定。1記事で手数料込み800円」なんていうネトウヨの募集広告を出しているんですよ。最近では「あなたのIT力を、国の広報力に。内閣広報室では、首相官邸HPの運営、各種SNSの情報発信等を行う非常勤職員を募集しています!〆切りは10/22(月)必着」なんて広告を国が出している(笑)。そうやって国民の納めた税金が論壇コントロールに使われているわけですよ。もっとぶちまけて言うと、皆が汗水たらして働いて払った税金が「北朝鮮と戦争しろ!」みたいな書き込みに使われている。

編集者: 先ほど構造主義という言葉を使われましたが、ネトウヨの問題も利害関係から見ていけば間違いないということですね。

秋嶋: 「あらゆる発話の背後には特定の集団によって企図された文脈がある」という言葉のとおりです。そもそもこうやって全体を俯瞰すれば、ネトウヨは自民党から北朝鮮に繋がる同じ一味なわけですよ。そのような馬鹿馬鹿しさにこの国の構造がよく表れていると思います。

言葉

Sprache
Die Sonne spricht zu uns mit Licht,
Mit Duft und Farbe spricht die Blume,
Mit Wolken, Schnee und Regen spricht
Die Luft. Es lebt im Heiligtume
Der Welt ein unstillbarer Drang,
Der Dinge Stummheit zu durchbrechen,
In Wort, Gebärde, Farbe, Klang
Des Seins Geheimnis auszusprechen.
Hier strömt der Künste lichter Quell,
Es ringt nach Wort, nach Offenbarung,
Nach Geist die Welt und kündet hell
Aus Menschenlippen ewige Erfahrung.
Nach Sprache sehnt sich alles Leben,
In Wort und Zahl, in Farbe, Linie, Ton
Beschwört sich unser dumpfes Streben
Und baut des Sinnes immer höhern Thron.

In einer Blume Rot und Blau,
In eines Dichters Worte wendet
Nach innen sich der Schöpfung Bau,
Der stets beginnt und niemals endet.
Und wo sich Wort und Ton gesellt,
Wo Lied erklingt, Kunst sich entfaltet,
Wird jedes Mal der Sinn der Welt,
Des ganzen Daseins neu gestaltet,
Und jedes Lied und jedes Buch
Und jedes Bild ist ein Enthüllen,
Ein neuer, tausendster Versuch,
Des Lebens Einheit zu erfüllen.

In diese Einheit einzugehn
Lockt euch die Dichtung, die Musik,
Der Schöpfung Vielfalt zu verstehn
Genügt ein einziger Spiegelblick.
Was uns Verworrenes begegnet,
Wird klar und einfach im Gedicht:
Die Blume lacht, die Wolke regnet,
Die Welt hat Sinn, das Stumme spricht.
Hermann Hesse

言葉
太陽は私たちに光で話す
花は私たちに香と色で
大気は雲と雪と雨とで話をする

7月2日、今日はヘルマン・ヘッセの誕生日です。
1877~1962

言葉
太陽は私たちに光で語り、
花は香と色で、
大気は、雲と雪と雨とで物語る。
彼らは、
沈黙を破るための、
言葉と身振り、色と音とで
神秘の存在を伝えるための、
飽くことを知らない願いの世界の、
聖域の住民だ、
ここに芸術の輝く泉が溢れ出る
それは言葉と明示、精神の世界の闘いであり、
限りない経験による人間の唇からの
明快な声明である。
万人は、言葉に引き寄せられ、
私たちの単調な努力は
言葉と数、色と線と音とに呼び覚まされ
心はより高い玉座を築く。

紅や青の花々の中で、
詩人の言葉の中で、
始まっては終わりを知らない
創造の構築は内面へと向かう。
言葉と音が融合するところ、
歌が響き、芸術が花開くところでは
世界の意義、世界の全存在の価値が
新たに造り出される。
全ての歌、書物、絵は
生命の一体化(統一)を満足させる吐露であり、
新たな、千回目の試みである。

この一体化を具現するために
詩と音楽があなた方を惹きつける。
創造の多様性を理解するには、
私たちが出くわす混乱とは何かを、
一瞥するだけで良い。
それは詩の中で明快で単純になる。
花は微笑み雲は雨を降らす。
世界は意義を持ち、沈黙は語る。
   ヘルマン・ヘッセ
      訳:僭越ながらミルティリおばさん

訳しでオソロしいのは、日本語に訳すと
外国語の(ドイツ語の)韻がすべて無くなってしまうところです。
詩は目よりも耳で読む、音声の美しさを味わうものですのにね。
ヘッセの詩の美しさが消え、鯱張った(しゃちほこばった)
小難しそうなコラムに変わりました。
内容は理解していただけると思います。





























プロフィール

ミルティリおばさん

Author:ミルティリおばさん
住まいはイタリア、ペルージャです。
翻訳 フリーランサーです。

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