2020.06.11
6月11日 只今午前10時40分 14℃ 風速10 km/h
最近、天候がはっきりせずに雨が降ったり止んだり、
丁度日本の梅雨のような塩梅(あんばい)の日が、
2週間近く続いています。
この雨、7~8月に降ってくれるといいのに。
と思いつつ書いていたら、また降りだしました。
夜中には雷が鳴り、2度の轟音で目が覚めたのが、12時過ぎ。
洗濯物が乾かしにくいというのもありますが、
せっかく咲いたお花が可哀想で。
1か月半以上咲いている薔薇は、そろそろ終わりの時期なので
未練を残しつつも諦められますが、
開き始めた百合が萎れてしまったら、と気が気でなくて。
でも、薔薇と百合は強い花です。
薔薇は大きく成長し、私の窓辺にまでやって来て、
私に話しかけます。
「よう、元気?」
「今年もまた来たからよろしくね」
「今年も見事だねぇ」なんて。
私の花というわけではないのです。
近所のおばさんが私の窓の前の、人が通り歩きする小さな路の脇に
随分昔に植えた花です。
その小路(こみち)を、「恋人の小路」、ではなく、
「花咲く小路」なんぞと名付けてみました。
おばさんはとうに引っ越してしまいましたが、
おばさんが植えて残していった花々が毎年、見事に咲きます。
まずスミレが春を告げ、ムラサキカタバミと紅い薔薇が
時期を同じくして開花します。
薔薇は大きく豪華に成長しましたが、この秋に剪定しなければと
近所の花好きおばさんと話しています。
薔薇が咲き終わる頃に、真っ白な百合の花が咲き始めます。
華麗に燃える紅の後の、清々しく凛とした白。
その清涼感、輝く白の生彩にいつも目を奪われ、
農家出身のおばさんの園芸センスの高さに
脱帽するばかりです。
「父の日」にはまだ、間がありますが、
父の話を少々。父もお花が大好きでした。
Amante dei fiori、花々の恋人でした。
「ねこ庭のひとり言」のonecat01さんも、
お花が大好きなかたです。
そのonecat01さんのところで、大部昔に
コメントにお邪魔したことがありました。
“母が父の丹精している植木鉢に物干し竿を落としてしまって、
植木鉢ごと花をダメにしてしまった。父は2日間嘆き通して、
とうとう母から、「あんた、私と花とどっちが大切なの?」
と問われ、父は「花だ」と即答、母は呆れかえっていました“
こんな内容の、他愛のない夫婦のやり取りコメントなのですが、
Onecat01さんが丁寧な心温まる返信をくださったので憶えて
いるわけです。
onecat01さんも、花、小鳥たち、猫が大好きなかたです。
父はネコは格別好きではありませんでした。
小鳥と花々と木々、野菜畑、自然の中での生活が
何よりも好きでした。
定年後は、信州の母の実家近くに土地を買って、
ジャガイモ、ナス、カボチャ、夕顔やズッキーニ作りに精を出しておりました。
花なら何でも好きな父でした。
しかし薔薇や百合、桜のように華やかさがある花々よりも、
梅、沈丁花、菜の花、紫大根、ハナミズキ、サザンカなどを
より愛していたように見えます。
今は蓮の花の手入れをし、
より美しく咲かせることに専念しているかもしれません。
「父の日」は6月21日です。
H10. 花のまわりで クラウン少女合唱団
もう1度「百万本のバラ」
別府葉子 百万本のバラ
最近、天候がはっきりせずに雨が降ったり止んだり、
丁度日本の梅雨のような塩梅(あんばい)の日が、
2週間近く続いています。
この雨、7~8月に降ってくれるといいのに。
と思いつつ書いていたら、また降りだしました。
夜中には雷が鳴り、2度の轟音で目が覚めたのが、12時過ぎ。
洗濯物が乾かしにくいというのもありますが、
せっかく咲いたお花が可哀想で。
1か月半以上咲いている薔薇は、そろそろ終わりの時期なので
未練を残しつつも諦められますが、
開き始めた百合が萎れてしまったら、と気が気でなくて。
でも、薔薇と百合は強い花です。
薔薇は大きく成長し、私の窓辺にまでやって来て、
私に話しかけます。
「よう、元気?」
「今年もまた来たからよろしくね」
「今年も見事だねぇ」なんて。
私の花というわけではないのです。
近所のおばさんが私の窓の前の、人が通り歩きする小さな路の脇に
随分昔に植えた花です。
その小路(こみち)を、「恋人の小路」、ではなく、
「花咲く小路」なんぞと名付けてみました。
おばさんはとうに引っ越してしまいましたが、
おばさんが植えて残していった花々が毎年、見事に咲きます。
まずスミレが春を告げ、ムラサキカタバミと紅い薔薇が
時期を同じくして開花します。
薔薇は大きく豪華に成長しましたが、この秋に剪定しなければと
近所の花好きおばさんと話しています。
薔薇が咲き終わる頃に、真っ白な百合の花が咲き始めます。
華麗に燃える紅の後の、清々しく凛とした白。
その清涼感、輝く白の生彩にいつも目を奪われ、
農家出身のおばさんの園芸センスの高さに
脱帽するばかりです。
「父の日」にはまだ、間がありますが、
父の話を少々。父もお花が大好きでした。
Amante dei fiori、花々の恋人でした。
「ねこ庭のひとり言」のonecat01さんも、
お花が大好きなかたです。
そのonecat01さんのところで、大部昔に
コメントにお邪魔したことがありました。
“母が父の丹精している植木鉢に物干し竿を落としてしまって、
植木鉢ごと花をダメにしてしまった。父は2日間嘆き通して、
とうとう母から、「あんた、私と花とどっちが大切なの?」
と問われ、父は「花だ」と即答、母は呆れかえっていました“
こんな内容の、他愛のない夫婦のやり取りコメントなのですが、
Onecat01さんが丁寧な心温まる返信をくださったので憶えて
いるわけです。
onecat01さんも、花、小鳥たち、猫が大好きなかたです。
父はネコは格別好きではありませんでした。
小鳥と花々と木々、野菜畑、自然の中での生活が
何よりも好きでした。
定年後は、信州の母の実家近くに土地を買って、
ジャガイモ、ナス、カボチャ、夕顔やズッキーニ作りに精を出しておりました。
花なら何でも好きな父でした。
しかし薔薇や百合、桜のように華やかさがある花々よりも、
梅、沈丁花、菜の花、紫大根、ハナミズキ、サザンカなどを
より愛していたように見えます。
今は蓮の花の手入れをし、
より美しく咲かせることに専念しているかもしれません。
「父の日」は6月21日です。
H10. 花のまわりで クラウン少女合唱団
もう1度「百万本のバラ」
別府葉子 百万本のバラ