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Preghiera 祈り

ワーグナーが、2度目の奥さん、コジマに贈った音楽を。
コジマという人は、リストのお嬢さんで、
( 1837~1930) 長生きなさった夫人ですね。
肖像画で見る限り、男性風な(失礼)
意志と知性を感じさせる女性ですが、内面的なことは分かりません。
ワーグナーと結婚する前にはハンス・フォン・ブュローという
音楽家の奥さんでした。
ビュローは、ブラームスやチャイコフスキーとも関係が深い人です。

第1子をジークフリートと名付け、大喜びの彼は、
コジマのお誕生日、12月24日の朝、7時半に、
キッチンからコジマの寝ている寝室までの階段に、
小オーケストラ(15人ぐらい)を据え、
Siegfried-Idyll(ジークフリートの牧歌)を演奏しました。
粋なかたですよねぇ。

それが、この曲です。
ジークフリートの牧歌。
Wagner: Siegfried Idyll - Daniel Harding & SRSO, film by Andrew Staples

朝食後には、
お誕生日祝いの、この牧歌の演奏の後に
ローエングリンの結婚行進曲、
ベートーヴェンの七重奏曲を演奏してもらい、
〆は再びジークフリートでした。

この後、もう少し続きます。
今夜か明日になります。


ヴェルディの「オテッロ」から、デスデーモナのアリア、
柳の歌、アヴェ・マリア
Renata Tebaldi: La canzone del salice /Ave Maria (Otello - Verdi)

カラヤンが(金銭に目のなかったかたですが、
並外れた努力には一目置きます)
そのカラヤンが言うには、
「私の音楽には2通りある。実際に演奏される音楽と、
私の内面で鳴り響く音楽です」
畏れ多いことですが、よく分かります、カラヤン師匠。
殊に、ここで歌う「アヴェ・マリア」は、
ヴェルディの信仰心(信仰心なるもの)の粋です。
実際に聴く歌よりも、身も心も惹かれるのは、
私の内で響くアヴェ・マリアです。

で、また明日に続きます。

カトリックを信仰していた、
ベートーヴェンのシンフォニー第六番 田園(パストラーレ)です。
本物に言葉はいらない、当にそうですね。
イタリアでも、恐らく日本と同じく、
TV ラジオでクラッシク音楽を放送する前に、
もう結構というほど演奏家について喧伝します。
(多分、売り込みたいのでしょう)
ヒドイのは、演奏時間よりも説明時間の方が長くなり、
呆れます。

(Bellaベッラ・カンタービレさんがなさる演奏家の説明は、
深甚にして妙味があります)

交響曲第六番の第4,5楽章です。
第4楽章 雷雨
第5楽章 雷雨の後の喜びと感謝

第九の第3楽章と最終楽章の後半でも、
彼は天使たちに歌わせています。
ウィーンの森での散歩を習慣として、
自然をこよなく愛したベートーヴェン。
「森の中では、1本1本の樹々が私に語りかける」
「彼らは神を讃えて歌う、Santo! Santo! Santo!
(聖なる神よ!)と」。

Ludwig Van Beethoven - Symphony No. 6, Op.68 - 4th & 5th Movement


七草粥の日(1月7日)まで、お休みします。
2021年も、もうすく終わりですね。
2022年は、佳い年でありますように。
何はともあれ、健康で生き抜きましょう。
1年間、小ブログにお付き合いくださり、
感謝いたします。
お読みくださったかたにも、くださらなかったかたにも、
(恐らく)反感を持たれたかたにも、
最良の年となりますように。
お1人お1人さまにとって
大福と多幸の2022年をお祈り申し上げます。

ベートーヴェンは寅年でした(トラ)!






ピアノで対抗

ピアノを弾くことはエライことでも、珍しいことでも、
素敵なことでもないです。と思っています。
尤も、バッハ(チェンバロ、オルガン)、モーツァルト、
ベートーヴェンほど弾けるなら話は別です(聴きたかった、と
切に思います)
リストや、ショパン、スクリャービン、ブゾーニにしても、
大した腕だったでしょうね。
現代は、猫も杓子もピアノ、ピアノでストリート・ピアノなども
あるそうで、
政治家が弾けたとしても、格別に珍しいことではないでしょう。

林芳正外相が、イギリスでピアノの即興演奏をしたそうです。
外交の場で、これは素敵なことだと思います。
因みに、共産党の志位委員長も、
ショパンなんかを嗜むようです。
で、今までに1度も披露したことがない安部元首相が、
10月にビデオ撮りしたピアノ演奏を2か月後の12月になってから、
ご披露したそうです(SNSでかしら)
という話を、毛ば部とる子さんの、毛ば部ラジオで知りました。
笑 笑 笑

それから、毛ば部ラジオのコメント欄に、
面白いコメント発見。
「中国の人権問題攻撃をまるごと悪いとは思いませんが、
そういう言動に走る自民党議員は往々にして
日本国内の人権問題に無頓着という謎」。」
返信に
「そ!自分の頭のハエ追うよろしと中国は思っていような(-_-;)」

安部派は宏池会側の林外相を
速攻で書類送検。
コロナ下給付金も、これぐらい迅速に出来ないものですか(呆)

211226 安倍晋三の近況 林芳正への対抗意識がすごい「ボクだって出来るもん」
  毛ば部ラジオ


東京五輪後の検証も、まだのようですね(呆)
イタリアのローマ知事は各国五輪後の検証によって、
ローマ五輪は中止と英断に至ったのです。
まあ、いいですか、東京五輪で皆さん、すっかり感激したのだし。
アスリートの素晴らしさも世に広まったのだし。
コロナ感染拡大など何のその。
国民1人当たりの財布から4万円を持って行かれようと、
大したことではない。
反対者も数多くいたけれど、
五輪の感動に比べたら・・・
(アイロニー)

アベノマスクも失敗でした。
制作と廃棄にどれほどの税金が使われたか。
アベノマスクも、いつものことながら利権マスクでした。

安倍晋三が岸田首相をディスりツイートにいいね!自民党の権力争いに一生懸命な政治家達。オミクロン市中感染で苦しむ国民を無視!作家今一生さんと一
  一月万冊です。「安部VS岸田」
  師も走る12月で、暮れの大掃除、仕事納めに
  お忙しいことではありますでしょうけれど、
  40分ぐらいなので、区切ってどうぞ。


Buon Natale! 好いクリスマスを!

今日はクリスマス・イブ前夜、
明日はクリスマス・イブですね。
賑やかなのかしらね。

24~25日の夜中に教会へ出向き、
25日が静かなクリスマスで、
昼餐に、ご馳走をいただきます。
元旦にお屠蘇とお節料理、お雑煮を
いただくという感じです。

クリスマスの贈り物、
Lilly e il Vagabondo - WALT DISNEY - (parte iniziale)

Lilli e il Vagabondo - Una nuova celebrità/Gilda: "È un briccone!"

Lilly e il Vagabondo (Bella notte) - Dolce sognar

  「リリーとバガボンド」です。
  フルバージョンが見つからず。
  
また、書き足していきます。
年末(28、29日)はベートーヴェンで締めますね。
只今、RAI3、ラジオでベートーヴェンの交響曲第5番を
聴きながら書いています。

コメント欄への返信から

コメントへの御礼、送信が成功しませんので、
記事欄にUPいたします。

「コメントをどうも有り難うございます、
大岡の忠相さん。

下劣と言えば下劣ですね、今日の政界風景は。
1980年以前には、悪徳の香りもした政界ですが、
今は下劣としか表現できないですね。
勿論、品位の高いかた達も現存するのですが、
メディアがスポットを当てないようです。
今だに給付金を、現金かクーポンかとやっているのは、
草々・・・(呆)

ところで、私も少年チャンピオン時代のブラックジャックに
加熱しました(のぼせたんじゃないよ)
確か11ページ~15、6ページでしたよね。
読み切りでした。
短いページ数の中に、人生が、
オペ・シーン(医学生にも人気がありました)、
時代を取り入れたウィット、
生き物への優しさ、人間心理、
詩情あふれる画面を詰めたコマの配置は、
私が言うまでもなく天才です。

ウォルト・ディズニーの「白雪姫」に感動し、
「日本はこんな国と戦争しようってんだ」と呆れたそうです。
ディズニーは、日本で知られているのかどうかは、
分からないですが、共産主義、
つまり、左翼としてFBIから目を付けられていました。
監視されていた人達に、エルビス・プレスリー、
ビートルズもいます。
こういったお話はまた、後ほど。

TV放映「ブラックジャック・カルテ1、2、3・・・」は、
手塚治虫のご子息が監修なさったのでしょう。
これは好かったです!
今、動画に流れているBJは、
「サンメリーダの梟」以外は、
最後まで見ませんでした。
確かに!現代人に迎合しているのでしょうね。」







プロフィール

ミルティリおばさん

Author:ミルティリおばさん
住まいはイタリア、ペルージャです。
翻訳 フリーランサーです。

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